工学研究院 川村出准教授が第7回Dアミノ酸学会で「奨励賞」を受賞
受賞情報
賞状
大学院工学研究院 機能の創生部門の川村出准教授が第7回 Dアミノ酸学会 奨励賞を受賞しました。
川村准教授はカエルの皮膚分泌物に含まれる抗菌ペプチドの構造解析に関する研究を行っています。D体のアミノ酸は天然では稀な存在でありますが、翻訳後修飾によってD体のアミノ酸残基として抗菌ペプチドに含まれ、しばしば活性が大幅に増強します。このことについて、NMRなどをはじめとする先端的な手法を駆使してD体アミノ酸残基の役割を明らかにした成果が評価され、奨励賞の受賞に至りました。
研究業績の題目
「両生類由来の抗菌ペプチドに含まれるD アミノ酸残基の役割の解明」