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【プレスリリース】位相制御したテラヘルツ波により、トンネル電子をナノ空間で自在に制御することに成功

【プレスリリース】位相制御したテラヘルツ波により、トンネル電子をナノ空間で自在に制御することに成功
-ナノスケールの超高速トランジスタの実証-

横浜国立大学大学院工学研究院の武田淳教授、片山郁文准教授、南康夫助教と吉岡克将(博士後期課程)、筑波大学数理物質系の重川秀実教授グループの研究チームは、位相制御した単一サイクルのテラヘルツ波を走査トンネル顕微鏡(STM)の探針・グラファイト試料間の1ナノメートルのギャップに照射することにより、250フェムト秒という極短時間に数万〜数10万個の電子を自在に探針・試料間で行き来させることに成功しました。これは、超高速で動作する1ナノメートルの極小トランジスタを実現したことに対応します。この成果は、次世代量子ナノデバイス、プラズモニックデバイスの進展に大きく貢献するものです。

本研究成果は、2016年11月7日(英国時間16時)に科学雑誌「Nature Photonics」のon-line版に掲載されます。なお、本研究は、科学研究費補助金(課題番号 15H05734, 16H03820, 16H04001, 16H06010)および総務省のSCOPE(#145003103)の補助を一部受けて行われました。

詳しくは、詳細資料をご覧ください。  

問い合わせ担当先

横浜国立大学大学院工学研究院 教授 武田 淳 電話:045-339-3953
メールアドレス:junynu.ac.jp

(担当:総務部広報・渉外課)


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