【プレスリリース】量子ネットワークへ不可欠な高輝度通信波長量子光源開発に成功
【プレスリリース】量子ネットワークへ不可欠な高輝度通信波長量子光源開発に成功
横浜国立大学 工学研究院の堀切智之准教授は、新関和哉氏(横浜国立大学工学府修士課程1年)らとともにJinan Institute of Quantum Technology、日本大学、分子科学研究所、神奈川大学と共同研究を行い、量子通信長距離化に必須の高輝度光源開発に成功しました。各種ネットワークの完全なセキュリティへつながる量子暗号通信や、大規模クラウド量子計算の安全な使用を可能にするブラインド量子計算にもつながる量子ネットワーク長距離化には中継器が必要であり、構築には量子光源・量子メモリーなどが必要です。これまで光ファイバー伝送を実現する通信波長の低損失領域(~1.5ミクロン)において、量子メモリーと高効率で結合し得る高輝度・狭線幅の光源は実現されていませんでした。今回の成果は、それを可能にする初めての成果です。
本研究成果は、国際科学誌「Applied Physics Express」(3月16日)にて出版されました。
詳しくは、詳細資料をご覧ください。
問い合わせ担当先
工学研究院 准教授 堀切智之 TEL:045-339-3356
メールアドレス:horikiri-tomoyuki-bhynu.ac.jp
(担当:総務部広報・渉外課)