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【プレスリリース】細菌べん毛モーターが回る鍵、固定子を“固定”するしくみを解明!

【プレスリリース】細菌べん毛モーターが回る鍵、固定子を“固定”するしくみを解明!

横浜国立大学大学院工学研究院の児嶋 長次郎 教授、名古屋大学大学院理学研究科の小嶋 誠司 准教授と本間 道夫 教授、大阪大学大学院理学研究科の今田 勝巳 教授らの共同研究グループは、細菌べん毛モーターが回るための鍵となる固定子をつなぎ留めるしくみを世界で初めて明らかにしました。べん毛モーターには、電気モーターと同様に回転子と固定子があり、両者の相互作用で力が発生します。このとき、力に負けないように固定子をしっかり固定しないとモーターは回りません。固定子は細菌の細胞壁であるペプチドグリカン層に固定されると信じられていましたが、誰も固定子の細胞壁への結合を示したことがなく、どのように固定子が固定されるのか、長い間謎でした。今回、共同研究グループは、モーターに組み込まれやすい変異体の実験から、固定子が細胞壁に結合することを世界で初めて示しました。また、この状態の固定子タンパク質の構造と構造変化を明らかにし、イオンを通しやすい活性化型固定子に構造が変化すると、細胞壁に結合できるようになることがわかりました。細胞壁に結合するタンパク質は病原細菌にも数多くあり、これらにも共通するメカニズムであると考えられます。本研究の知見は、生物の持つモーターの回るしくみの解明はもとより、新規抗菌薬開発の手がかりにもなると期待できます。この研究成果は、米国科学誌「Structure」において、2018年3月23日午前1時(日本時間)にオンライン公開されます。
なお、本研究は、科学研究費補助金基盤研究、挑戦的萌芽研究、科研費新学術領域研究「運動マシナリー」、による支援のもとに行われました。


詳しくは、詳細資料をご覧ください。

問い合わせ担当先

工学研究院 教授 児嶋 長次郎 TEL:045-339-4232 
メールアドレス:kojima-chojiro-xkynu.ac.jp

(担当:総務部広報・渉外課)


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