【プレスリリース】光照射NMR技術によるタンパク質の光中間体構造の検出に成功
【プレスリリース】光照射NMR技術によるタンパク質の光中間体構造の検出に成功
〜光を利用して働くタンパク質のダイナミックな構造変化の理解につながる成果~
横浜国立大学の内藤 晶 名誉教授、川村 出 准教授、上田一義 教授、槇野義輝博士、岡山大学 須藤雄気教授、神戸薬科大学 和田昭盛教授、沖津貴志講師、北海道大学 加茂直樹名誉教授らの研究グループは、光照射型-固体核磁気共鳴分光(NMR)装置を用いて、ロドプシンタンパク質の一つであるフォボロドプシンが光吸収後に生成する複数の光中間体のレチナールの構造を解明しました。この成果によって、タンパク質が機能を発現するために必要なダイナミックな構造変化を明らかにすることが期待されます。
本研究成果は米国生物物理学会誌Biophysical Journal, vol. 115 (1) (7月3日号, 米国)に発表され、その表紙を飾りました。なお、本研究成果は科学研究費補助金 基盤研究(B) 基盤研究(C), 新学術領域研究, 特別研究員奨励費, CREST, AMEDの支援のもとに行われました。
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問い合わせ担当先
工学研究院 機能の創生部門 准教授 川村 出 TEL:045-339-4224
メールアドレス:izurukynu.ac.jp
(担当:総務部広報・渉外課)