大学生の学力向上に向け、行動を可視化する「学習特徴チャート」機能を開発
大学生の学力向上に向け、行動を可視化する「学習特徴チャート」機能を開発
~授業支援システム「CoursePower」の強化により個別指導を支援~
国立大学法人横浜国立大学(所在地:神奈川県横浜市、学長:鈴木 邦雄、以下、横浜国立大学)と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)は協働で、富士通の大学向け授業支援システム「CoursePower(コースパワー)」に蓄積される学習履歴データから、学生一人ひとりの予習・復習・講義への参加状況を分析し、積極性、計画性、継続性などの学習行動の特徴をチャートで示す機能を国内で初めて開発しました。
これにより教員は、学生のテストやレポートの結果だけではなく、理解度に大きな影響を与えると言われている学習行動の特徴も一目で把握することができ、より適切な個別指導ができます。
富士通は、2011年6月から2012年11月まで、横浜国立大学を中心とした高等教育機関での計3,412講義の学習履歴データを利用して学習行動と成績の関係性の検証を重ねてきており、可視化するべき学習行動が明確になってきました。今回、学習行動の特徴を分析してチャート化する機能を開発し、2013年4月に、横浜国立大学で本機能を搭載した「CoursePower」の本格運用を開始する予定です。
世界的に教育データの分析・活用は教育分野での大きなトレンドとなると予測されている中、横浜国立大学と富士通は、本機能の活用提案を行い、本分野に積極的に取り組んでいきます。
詳しくは、詳細資料をご覧ください。
問い合わせ担当先
横浜国立大学 情報基盤センター 副センター長 徐 浩源
(担当:総務部広報・渉外室)