都市科学部/建築学科
都市科学部(建築学科)が求める学生像
都市を担う人間とそれを支える自然環境、社会環境、文化システムなどを対象として、文理にわたる幅広い視点から社会課題を科学的に分析・考察・実践することにより解決し、多彩な分野で活躍できる人材の育成を目指す。よって、次に示す人の入学を求める。
都市科学部が求める学生像
- 理工系と人文社会系の知識を学ぶことで文理両面やダイバーシティ(多様性)の視点、複眼的思考を身に付けたい人
- ローカル・グローバルにわたる多次元的な世界を相互理解できる広い視野をもち、横断的な課題解決能力、総合力を身に付けたい人
- 上記の視点と視野・知識・能力・技術を身に付けて、街づくり、都市文化・社会基盤構築、自然との調和で都市の未来に貢献したい人
都市科学部建築学科が求める学生像
- 建築の思想を中心に芸術から工学まで幅広く学び、これからの時代を担う建築を都市の中に構想できる創造的な建築家になりたい人
- 自然災害に強く安全な建築や街づくりに貢献したいと願い、そこに集い住まう人たちの生命と財産を守ることができる建築構造エンジニアや建築構造デザイナーになりたい人
- 自然と調和した住空間のデザインスキルを身に付け、地球環境との均衡を保ちつつ人々の健康で快適な生活を実現できる建築環境設備エンジニアになりたい人
- 都市や建築の成り立ちや歴史的変遷を知り、未来社会に向けた持続可能な新しい街づくりを実践できる都市計画プランナーや都市デザイナーになりたい人
- 建築や都市に関する知見を生かして、地域社会や国際社会のファシリテーションやマネジメントに積極的に関わっていきたい人
都市科学部(建築学科)が入学者に求める知識や能力・水準
都市科学部建築学科では入学後、高等学校教育における幅広い基礎的な知識や技能を前提に、建築学全般の専門の教育を実施するために、次に示す知識や能力・水準を求める。
- 建築空間・都市空間を、力学的特性・空気・光・音・熱などを含めて、その成り立ちから現状について的確に把握・分析する能力を養成する教育を実施するために、高等学校教育における幅広い基礎的な知識や技能を前提とし、特に英語、数学、理科の試験を課して、論理的思考力を求める
- 空間を幾何学的に把握し、力の流れを適切に制御しながら新たな空間を創造する能力を養成する教育を実施するために、数学、物理の学力を土台とし、総合的な設問を課して、横断的な思考力・批評力・表現力を求める
- 建築や都市を創造するためには様々な分野の人々との協力が必要であることから、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を重視し、国際的な広い視野やコミュニケーション能力を求める
都市科学部(建築学科)の入学者選抜の基本方針
都市科学部建築学科では、入学者に求める関心、意欲、態度、また必要な知識や能力・水準を確認するため、複数の受験機会と多様な入学者選抜を次のように実施する。
一般選抜(前期日程)
大学入学共通テストの成績(国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語、情報)、個別学力検査(数学、理科、外国語)の成績、自己推薦書及び調査書の内容を総合的に評価する。特に個別学力検査では、専門教育の基礎となる学力として、数学、理科、外国語の学力を中心に評価する。入学志願者数にかかわらず、2段階選抜は行わない。
一般選抜(後期日程)
大学入学共通テストの成績(国語、地理歴史・公民、数学、理科、外国語、情報)、個別学力検査(数学、理科)の成績、自己推薦書及び調査書の内容を総合的に評価する。特に個別学力検査では、専門教育の基礎となる学力として、数学と理科の学力を中心に評価する。入学志願者数にかかわらず、2段階選抜は行わない。
総合型選抜
第1次選抜では書類審査および実技(造形に関する思考力・表現力の検査)、第2次選抜では面接試験(口頭試問による論理的思考力・理解力・表現力の検査)により選抜を行い、最終合格者を決定する。
帰国生徒選抜
第1次選抜では書類審査、実技試験(造形に関する思考力・表現力の検査)および小論文、第2次選抜では面接試験により選抜を行い、最終合格者を決定する。小論文は、建築を中心としたテーマ に対する思考力、表現力、独創性・論理性、および、造形に関する思考力・表現力を評価する。面接試験は、海外で学んだこと、大学で学びたいことと海外経験の活かし方の関わりに対する考え、および、口頭試問による論理的思考力・理解力・表現力を評価する。
YGEP-N1 (私費外国人留学生入試[渡日入試・渡日前入試])
大学入学共通テストの代わりに日本留学試験および外部英語試験(TOEFL、TOEIC又はIELTS)を課すことで基礎的知識や技能を確認する。
(担当:学務・国際戦略部 教育企画課)