【2月14日(水)開催】多文化共生社会へのアプローチ ―現状と展望―
横浜国立大学地域社会共生ユニットは、神奈川県および近郊を中心とした、地域共生や多様性と関わる様々な課題に対し、社会学・人類学及び隣接分野から、教育研究実践活動を行うことを目的に、都市科学部都市社会共生学科の教員が中心になり設立されました。本ワークショップにおいては、「海外にルーツを持つ住民との共生」と関わるテーマをとりあげ、地域において活動している個人や諸団体と共に課題の共有や連携づくりを目指します。
前半は、当該テーマに長年取り組んできたNPO代表による基調講演および多文化共生を研究課題としている院生や学生からの発表を行います。後半は、多文化共生の追求が日本社会の多様性を促進することにどのようにつながっていけるのかをテーマに、現状と課題についてディスカッションを行います。
日時
2018年 2月 14日(水) 14:00 ~ 17:00(開場 13:30)
場所
横浜国立大学構内 エネルギーセンターY-GSA Power Plant Studio
プログラム
趣旨説明 14:00 ~ 14:10
齊藤 麻人(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授)
第一部 基調講演 14:10 ~15:00
●高橋 清樹 (NPO法人多文化共生教育ネットワークかながわ事務局長)
「定住外国人の若者の困難な社会参加の状況~なぜ、大学は留学生のみに視点が行くのか?~」
第二部 研究報告:15:00 ~ 15:50
●山根 俊彦 (NPO法人多文化共生教育ネットワークかながわ理事、
横浜国立大学都市イノベーション学府博士課程後期)
「<当事者>とは誰か―外国人支援と多文化共生教育をめぐって―」
●岩住 彩加 (横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程)
「新大久保に集まる人々 ~地域の変容と多文化共生~」
●田島 南実 (横浜国立大学教育人間科学部人間文化課程)
「滞日ムスリムと慈善活動 ―海老名モスクの事例から」
休憩:15:50 ~ 16:00
第三部 全体討論 16:00 ~ 17:00
テーマ:「多文化共生への取り組みは日本社会の多様性を促進するか?」
モデレーター:藤掛 洋子(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授)
コメンテーター:小ヶ谷 千穂(フェリス女学院大学 教授)
松本 尚之(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授)
閉会の挨拶:齊藤 麻人(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 教授)
参加費
無料
申込み方法
予約不要
主催
横浜国立地域連携推進機構 地域社会共生ユニット
お問い合わせ先
横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科・都市イノベーション研究院教授 齊藤麻人
メールアドレス:saito-asato-nbynu.ac.jp
(担当:都市科学部)