横浜市内4大学FD連携「第9回ヨコハマFDフォーラム」
横浜市内4大学(横浜市立大学・神奈川大学・関東学院大学・横浜国立大学)は、2023年12月9日(土)に対面にて「ヨコハマFDフォーラム」を開催します(Zoomによるオンライン配信を併用)。
この活動は、2017年2月に4大学間で締結した「FD※活動の連携に関する包括協定」に基づいて実施しています。
コロナ禍の経験により、大学教育には遠隔授業の導入など多くの変革がもたらされました。一方で、2023年度は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行するなど、社会的にコロナの影響が落ち着くなかで、多くの授業を対面での実施に戻す大学が増えていることから、改めて対面授業の重要性を再認識させられています。遠隔授業の経験により、対面授業においても積極的にICTを活用した授業が展開されるケースも増えていることから、本フォーラムでは、コロナ禍の経験を踏まえ、遠隔授業と対面授業の双方の観点からこれからの大学教育の在り方を検討します。
コロナ禍の3年間を通じて、多くの大学が大学教育における遠隔授業の利点や有効性を認識しましたが、アセスメントの困難さや生成系AIをはじめとする新たな技術への対応などが課題として挙げられました。さらに、これまで培ってきた遠隔授業の経験を対面授業にどのように取り入れ活用していくのかという点も、新たな課題として検討が求められています。
以上のことから、このポストコロナ時代は大学教育の新たな転換期といえます。遠隔授業と対面授業それぞれの利点と課題を整理し、遠隔と対面の組み合わせやそれぞれの授業でのアプローチなどの検討を通じて、新たな大学教育モデルの構築を目指すことが期待されます。
本フォーラムは、横浜市内の4大学からの事例発表を通じて、互いの実践的な取り組みや課題を共有し、それぞれの大学が教育改善に向けてFD活動に取り組めることを目指します。また、横浜市内4大学のみならず、大学教育及び高等教育の改革に関心を持つ教員や教育関係者などが集まり、知識の共有とアイデアの創出を図れるような貴重な機会としたいと思います。
テーマ
大学教育の新たな展望―対面授業と遠隔授業の新たな教育モデルを検討する―
日時
2023年12月9日(土)13:30~16:45
(閉会後、17:00より情報交換会)
会場
神奈川大学みなとみらいキャンパス米田吉盛記念講堂
(Zoomによるオンライン配信を併用)
参加費
シンポジウム:無料
情報交換会:5,000円
対象者
大学教職員・学生
大学教育にご関心のある一般の方
定員
対面:180名
Zoom:1,000名
申込み方法
https://forms.office.com/r/PDH9UPUcCg
上記URLよりお申込みください。
申込期限:2023年12月3日(日)
※Zoom等の情報はお申込みいただいた方に後日メールにてご案内いたします。
内容
13:40~15:40
各大学の教員・学生からの事例報告
15:40~16:40
パネルディスカッション
共催
神奈川大学・関東学院大学・横浜国立大学・横浜市立大学
お問い合わせ先
神奈川大学 企画政策部教学改革推進課
電話番号:045-481-5661
メールアドレス:fdsd-infokanagawa-u.ac.jp
関連リンク
(担当:高大接続・全学教育推進センター)