今世紀、日本を含む先進諸国は低成長と財政危機、少子高齢化、感染症の拡大、大規模災害、環境問題など多くの困難な課題に直面しています。このような時代であるからこそ、国立大学は、学問の発展と新たな価値の創出、イノベーションの創造に貢献しなければなりません。
横浜国立大学は、建学以来の歴史の中で育まれてきた「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」の理念(大学憲章)の下に、人文系、社会系、理工系などの多様な専門性を有する教員がOne Campusに集い、社会実践を重視した教育研究を行うとともに、各分野で第一線の学術研究成果をあげてきました。
そして、2023年、現在そして将来に向けて一人一人が豊かにその力を発揮し、本学がさらに発展すべく、約20年ぶりに「多様性」の精神を追加しました。