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【開催報告】音楽と経営学を架橋する実践的学習プログラム ― 日本フィルハーモニー交響楽団 × 横浜国立大学経営学部 特別協働プログラムを開催 ―

2026年4月25日、横浜国立大学経営学部は、日本フィルハーモニー交響楽団との協働により、「音楽×経営学」をテーマとした特別プログラムを実施しました。本プログラムは、参加者評価4.6/5.0という高い評価を得て、盛況のうちに終了いたしました。
本プログラムには、京セラ、デンソー、パナソニック コネクト、ジェイフィールをはじめ、多様な企業から参加者を迎え、企業・業界の枠を越えた学びと対話の場となりました。
本取り組みの中心にあるのは、オーケストラという高度に統合された実践の現場を通じて、「感度」「感性」「協働」をどのように育み、組織に活かすかという問いです。特に、ai時代において重要性を増す「言語化される前の違和感や兆候を察知する力」に焦点を当て、経営学的視点からその意味を探究しました。
 
 

プログラム内容

マイケル・スペンサー氏による参加型セッション

元ロンドン交響楽団ヴァイオリニストであり、現在は音楽と組織開発を結びつける活動を展開しているマイケル・スペンサー氏を講師として迎えました。参加型ワークショップを通じて、音楽における相互作用や協働の本質を身体的に体感する機会が提供されました。

日本フィルハーモニー交響楽団 ゲネプロ見学

横浜みなとみらいホールにて、定期演奏会直前のリハーサル(ゲネプロ)を見学しました。個々の高い専門性が、どのような微細な調整を通じて統合されていくのかを観察し、組織における協働や調整の在り方について理解を深めました。

定期演奏会への参加

実際のコンサートにも参加し、リハーサル段階で積み重ねられた調整が、本番においてどのように完成された演奏として結実するのかを体感しました。

リフレクションと理論的接続

プログラム後半では、観察された実践をカイゼンやseciモデルなどの組織論的枠組みと結びつけながら振り返りを行いました。特に、問題が顕在化する以前の「わずかなズレ」や「違和感」を察知し、早期に調整する重要性について議論が行われました。
 
オーケストラでは、明確な問題が生じてから修正するのではなく、微細な兆候の段階で調整が繰り返されます。この積み重ねが、高品質な演奏を支えています。企業組織においても同様に、問題は突然発生するのではなく、小さな兆候として現れます。その段階でどれだけ気づき、調整できるかが、継続的改善の質を左右すると考えられます。
 
 

今後に向けて

本プログラムは、単なる知識習得ではなく、「感度」や「感性」そのものに働きかける非日常的な学習機会として設計されています。
 
横浜国立大学経営学部では、今後も日本フィルハーモニー交響楽団との連携のもと、こうした実践的・横断的な学びの場を継続的に展開していく予定です。
 
ご参加いただいた皆様ならびに関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

(担当:経営学部)

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