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羽沢横浜国大駅開設記念イベント、講演会「成長する駅、発展する駅」を開催しました

相模鉄道株式会社専務取締役 古瀬 円 氏
相模鉄道株式会社専務取締役 古瀬 円 氏
2019年12月16日(月)、横浜国立大学附属図書館メディアホールにおいて、都市科学部主催の羽沢横浜国大駅開設記念イベントとして、講演会「成長する駅、発展する駅」を開催しました。講演会には、都市科学部生、本学教職員のほか、地域にお住まいの方々にもお越しいただき、約90名の参加がありました。
はじめに、相模鉄道株式会社専務取締役 古瀬 円 氏から、過去の貴重な写真とともに1917年の創立から100年にわたる相模鉄道の歴史的な変遷が説明され、今回の新線、新駅の意義についてお話いただきました。羽沢横浜国大駅開業日の11月30日(土)に行われたハザコクフェスタの様子も紹介され、当日の盛り上がりと地域の新駅への期待をうかがうことができました。また、少子高齢化の時代に相鉄線沿線の居住人口が減少するなかで「これまでの100年とは違う、これからの100年をどう歩んでいくのか」という課題にも言及されていました。

中村 文彦 副学長・都市科学部都市基盤学科教授
中村 文彦 副学長・都市科学部都市基盤学科教授
つづいて、本学副学長・都市科学部都市基盤学科 中村 文彦 教授から「まちづくりと交通、駅とまち」と題して、まちづくりのめざすべき方向性、駅とまちの関係性について講演がありました。駅ができたことによって、まちが急速に発展するわけではなく、駅とまちをつなげていく必要があること、また、これまで乗り換えは早ければ早いほど良いと思われてきたが、駅で過ごす時間を創りだすという視点もあり、駅に「溜まり」をつくることの重要性について述べました。最後に、羽沢横浜国大駅が「わくわくするような駅」となるように、横浜国立大学と羽沢地域とが協働して盛り上げていきたいと締めくくりました。

会場の様子
会場の様子
今回のJR直通線開業により都心へのアクセスは大幅に向上しましたが、さらに2022年度下期には東急直通線の開業も予定されており、相模鉄道の新しい鉄道ネットワークに一段と期待が高まっています。本講演会は、都市科学部の教育・研究が地域にどのように貢献できるかを考える貴重な機会となりました。

(担当:都市科学部)


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