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地震被災地・珠洲市での井戸掘りボランティア活動に学生が参加

YNUボランティア
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井戸掘り
井戸掘り
井戸掘り
井戸掘り
井戸掘り
井戸掘り
掘り上げた井戸から水をくむ
掘り上げた井戸から水をくむ
地域の支援者の皆様への感謝の品
地域の支援者の皆様への感謝の品

2026年のゴールデンウィーク期間中、横浜国立大学の学生7名が、2024年1月の地震で大きな被害を受けた能登半島・珠洲市において、4日間にわたるボランティア活動に参加しました。学生たちは、アレクサンダー・マッコーレー教授の引率のもと、能登出身のアーティストである中村厚子氏と建築家チームの皆様と協働し、地域の共同井戸の掘削作業に取り組み、被災地の復興支援に貢献しました。

今回の活動は、中村先生が主導する復興プロジェクト「能登わっしょい」の一環として実施されました。「能登わっしょい」は、美術作家の中村厚子氏と建築家の熊谷立氏・中村豊氏によるつくる(tsu.ku_l)の活動のもと、アートと建築を軸に、能登で自由で創造的な復興の取り組みを展開しています。本学学生による井戸掘りボランティア活動は、マッコーレー教授と中村氏との協議をきっかけに実現したものです。中村氏のチームは以前より地域内で井戸掘りの活動を続けており、本学の掲げる「地域貢献・社会貢献」という理念とも合致することから、学生が実践的に地域支援に関わる貴重な機会となりました。

現地での作業は4日間にわたり行われました。初日は雑草の除去や整地など、井戸用パイプを設置するための下準備を行いました。2日目は、約6メートルの深さまでパイプを地中に打ち込む、最も体力を要する作業に取り組みました。3日目には地下水を汲み上げる工程に挑みましたが、この作業は井戸掘りの中でも特に緊張を伴う工程で、失敗すれば最初からやり直しとなる場合もあります。今回は無事に地下水を汲み上げることができ、井戸掘りは成功を収めました。最終日には、津波によって住宅を失った土地所有者の故人を偲び、現地で祈りを捧げました。

活動期間中、学生たちは地域住民やコミュニティの関係者と密に交流しました。井戸掘りの様子は地元の方々にも公開され、3日目の夕方には、横浜国立大学の一行が、能登に伝わるおもてなし文化「呼ばれ(よばれ)」に招かれました。地元食材を使った食事が、この地域ならではの美しい輪島塗の器で振る舞われ、学生たちは地域とのつながりをより深く感じる機会となりました。

学生たちは、本活動を「大変ではあるが、非常にやりがいのある経験だった」と振り返っています。ある学生は、「ボランティアとしての井戸掘りも、もちろん素晴らしい経験でしたが、それ以上に能登の文化や復興に向けた取り組み、被災地域の現状を肌で感じられたことが、現地に行かないと分からない非常に貴重な経験でした」と語りました。

地震によって水道や用水路などのインフラが被害を受けた地域において、井戸は農業や日常生活を支え、将来の災害時にも重要な役割を果たします。同時に、若い世代の学生が地域を訪れ、住民の方々と交流を深めたことは、復興の途上にある地域社会に新たな活力をもたらしました。これは、本学が学生の実践的な学びを通じて目指す社会貢献の一例といえます。

なお、本プロジェクトは校友会からのご支援により実施することができました。学生の現地派遣およびボランティア活動を支えてくださった校友会の多大なるご支援に、心より感謝申し上げます。災害復興や地域再生に寄与する学生主体の取り組みを支えていただいたことに、改めて深く御礼申し上げます。

充実した滞在の最終日

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