スイスにて着物文化を発信するワークショップ
本学教育学部の薩本教授らは学内外の共同研究者数名と2009年から文部科学省「服飾文化共同研究拠点」の研究(2009年~2011年度)「きもの文化の伝承と海外発信のための教育プログラムの開発」のプロジェクト研究を開始し、継続的に、きもの文化の伝承・発信を続けています。
このプロジェクト研究の一環として第17回目となる、きもの文化の発信のためのワークショップを2026年3月にスイスのチューリッヒ大学(3月3日)およびベルンの在スイス日本国大使館広報文化センター(3月5日)で開催しました。海外に向けての体験型ワークショップの実施により、きもの文化を海外へ発信するための教育プログラムを開発することを目指しています。今回の参加メンバーは、きものプロジェクトメンバーとして埼玉大学の川端博子名誉教授、本学の薩本弥生教授および薩本研究室のスタッフで東京家政学院大学非常勤講師の大矢幸江氏、協力者として山形県立山辺高校の高橋惠子元校長、Curated Books from Japanの佐原亜子氏、日本舞踊家の藤蔭静千華氏、着付けやヘアメークを担当した花粧会のメンバーである山崎紀代氏、山崎祐依氏の総勢8名です。チューリッヒ大学はノーベル賞受賞者を輩出、そのなかにはX線の名前で有名なヴィルヘルム・レントゲンや、20世紀の天才アルベルト・アインシュタインも含まれています。人文社会科学、自然科学に強みを持つ、欧州を代表する研究大学です。在スイス日本国大使館は、スイスの首都ベルンにあります。
以下、ワークショップのプログラム内容を紹介します。
開始前に参加者の希望者に浴衣の着付けを行いました。チューリッヒ大学では午前中に1回、大使館では午後に2回に分けて実施しました。チューリッヒ大学では英語でレクチャ、在スイス日本大使館では日本語でレクチャし、ドイツ語に翻訳いただきました。チューリッヒ大学では振袖の帯結びの実演も行いました。
1. 事前調査
2. きもの紹介…講義、実物きものの紹介(宮参りきもの、女袴、振袖)
3. 日本舞踊…講義、日本舞踊鑑賞(長唄 春興鏡獅子、藤娘)、見立てによる日本舞踊体験
4. 質疑応答、記念写真
5. 事後調査
事前調査の後、プロジェクトメンバーによる きものと模様に関する講義、その後、花粧会所属の美容師である山崎親子が着付けやメイクをしたモデルの振袖姿を会場の参加者に紹介しました。チューリッヒ大学では帯結びの実演も行いました。日本舞踊については講義の後、参加者は演舞「長唄 春興鏡獅子」を鑑賞した後、扇子を使って日本舞踊のモノや感情を表現する「見立て」を体験しました。その後再度、日本舞踊の演舞「藤娘」を鑑賞しました。質疑応答や記念写真の撮影後、最後に事後調査をして終了しました。参加者からは「きものの紹介が良かった、美しかった」「日本舞踊の見立ての体験が楽しかった」等の感想を多数いただきました。実際の体験を取り入れた交流により、日本のきもの文化を身近に感じていただくことができたと感じました。今回のワークショップを通して、日本の伝統文化の理解と文化交流の促進という日本の伝統文化の海外発信に貢献するための体験型のワークショップが実現できたと実感しています。
研究実践に当たり、多くの方々にお世話になりました。チューリッヒ大学の日本社会科学のDavid Chiavacci教授および当日の司会や質疑応答の英語訳でお世話になったChiara Fusari先生ほか、協力者の皆様には、ワークショップに多大なるご協力をいただきました。感謝申し上げます。在スイス日本大使館での開催においては広報文化センター長の川原剛氏およびコーディネーターの韮沢亮子氏をはじめ、スタッフの皆様に事前の準備やドイツ語訳、事前事後のアンケート、当日の会場の手配、司会その他、諸々お世話になりました。
また、このプロジェクトの実施にあたり、文部科学省科学研究費基盤研究(C)(一般)(代表:川端博子)より助成金をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
ワークショップの様子を埼玉大学の川端先生が以下の音声付きの動画にまとめて配信くださっています。以下のボタンを押すか、QRコードを読み取って是非、動画をご覧ください。
音声付き動画
このプロジェクト研究の一環として第17回目となる、きもの文化の発信のためのワークショップを2026年3月にスイスのチューリッヒ大学(3月3日)およびベルンの在スイス日本国大使館広報文化センター(3月5日)で開催しました。海外に向けての体験型ワークショップの実施により、きもの文化を海外へ発信するための教育プログラムを開発することを目指しています。今回の参加メンバーは、きものプロジェクトメンバーとして埼玉大学の川端博子名誉教授、本学の薩本弥生教授および薩本研究室のスタッフで東京家政学院大学非常勤講師の大矢幸江氏、協力者として山形県立山辺高校の高橋惠子元校長、Curated Books from Japanの佐原亜子氏、日本舞踊家の藤蔭静千華氏、着付けやヘアメークを担当した花粧会のメンバーである山崎紀代氏、山崎祐依氏の総勢8名です。チューリッヒ大学はノーベル賞受賞者を輩出、そのなかにはX線の名前で有名なヴィルヘルム・レントゲンや、20世紀の天才アルベルト・アインシュタインも含まれています。人文社会科学、自然科学に強みを持つ、欧州を代表する研究大学です。在スイス日本国大使館は、スイスの首都ベルンにあります。
以下、ワークショップのプログラム内容を紹介します。
開始前に参加者の希望者に浴衣の着付けを行いました。チューリッヒ大学では午前中に1回、大使館では午後に2回に分けて実施しました。チューリッヒ大学では英語でレクチャ、在スイス日本大使館では日本語でレクチャし、ドイツ語に翻訳いただきました。チューリッヒ大学では振袖の帯結びの実演も行いました。
1. 事前調査
2. きもの紹介…講義、実物きものの紹介(宮参りきもの、女袴、振袖)
3. 日本舞踊…講義、日本舞踊鑑賞(長唄 春興鏡獅子、藤娘)、見立てによる日本舞踊体験
4. 質疑応答、記念写真
5. 事後調査
事前調査の後、プロジェクトメンバーによる きものと模様に関する講義、その後、花粧会所属の美容師である山崎親子が着付けやメイクをしたモデルの振袖姿を会場の参加者に紹介しました。チューリッヒ大学では帯結びの実演も行いました。日本舞踊については講義の後、参加者は演舞「長唄 春興鏡獅子」を鑑賞した後、扇子を使って日本舞踊のモノや感情を表現する「見立て」を体験しました。その後再度、日本舞踊の演舞「藤娘」を鑑賞しました。質疑応答や記念写真の撮影後、最後に事後調査をして終了しました。参加者からは「きものの紹介が良かった、美しかった」「日本舞踊の見立ての体験が楽しかった」等の感想を多数いただきました。実際の体験を取り入れた交流により、日本のきもの文化を身近に感じていただくことができたと感じました。今回のワークショップを通して、日本の伝統文化の理解と文化交流の促進という日本の伝統文化の海外発信に貢献するための体験型のワークショップが実現できたと実感しています。
研究実践に当たり、多くの方々にお世話になりました。チューリッヒ大学の日本社会科学のDavid Chiavacci教授および当日の司会や質疑応答の英語訳でお世話になったChiara Fusari先生ほか、協力者の皆様には、ワークショップに多大なるご協力をいただきました。感謝申し上げます。在スイス日本大使館での開催においては広報文化センター長の川原剛氏およびコーディネーターの韮沢亮子氏をはじめ、スタッフの皆様に事前の準備やドイツ語訳、事前事後のアンケート、当日の会場の手配、司会その他、諸々お世話になりました。
また、このプロジェクトの実施にあたり、文部科学省科学研究費基盤研究(C)(一般)(代表:川端博子)より助成金をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
ワークショップの様子を埼玉大学の川端先生が以下の音声付きの動画にまとめて配信くださっています。以下のボタンを押すか、QRコードを読み取って是非、動画をご覧ください。
音声付き動画

