本学には日常的に高圧ガスを取り扱う研究室が多いことから、工学研究院等安全衛生委員会では高圧ガス保安講習会を開催してガス関連事故の未然防止を図っています。今回は 2019年 5月 30日（木）13時より中央図書館メディアホールにおいて、大学院工学研究院教職員及び大学院生、理工学部 4年生を主たる対象者として高圧ガス保安講習会を開催しました。

外講師として渡邉哲也様（大陽日酸株式会社）にお越し頂き、第一部では、渡邉様より高圧ガスの関係法令、種類や性状別注意事項等の基礎知識、高圧ガス事故事例・統計等について、映像を交えてわかりやすい説明をして頂きました。第二部では、学内講師として参加した山岸特別研究教員より、本学における液体窒素の取り扱い方法と注意点について詳細な説明を行い、それぞれの説明の後は質疑応答の時間が設けられ、参加者から出た質問に丁寧にお答え頂きました。

当日は、教職員、学部生、大学院生合わせて 161名の参加があり、参加者にとって高圧ガス及び液化低温ガスの危険性と基本的な取扱方法を再確認する貴重な機会となりました。今回、外部講師として説明くださった渡邉様及び大陽日酸株式会社から御出講頂きました他の方々のご協力に厚くお礼申し上げます。