JST戦略的創造研究推進事業(さきがけ)に2件の研究課題が採択されました
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が募集した2026年度戦略的創造研究推進事業(さきがけ)に、総合学術高等研究院の小澤陽准教授と大学院環境情報研究院の村山太一助教を研究代表とする研究課題がそれぞれ採択されました。
本学では、次世代の研究を担う研究者に対する重点的な支援や、若手研究者による独創的・挑戦的な研究活動の推進に取り組んでいます。
今後もこれらの取組のさらなる充実を図り、優秀な研究者の育成と先端的研究の推進を通じて、学術の発展と社会課題の解決に一層貢献してまいります。
採択者および採択課題
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研究代表者:総合学術高等研究院 准教授 小澤 陽 |
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研究課題名:真空紫外周波数コムを用いた量子力学の精密検証 |
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研究領域 : 量子未踏領域への挑戦 |
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研究概要 : 原子の精密分光測定は、理論予測との高精度な比較を通じて、基礎物理理論を検証する有力な手段である。本研究では、これまで未開拓であった波長60.8 nmの真空紫外領域において、独自のレーザー技術により実用的な周波数コム光源を実現し、RFイオントラップ中に捕獲した水素様ヘリウムイオンHe⁺の1S–2S遷移を精密測定することを目指す。これにより、量子電磁気学を精密に検証するとともに、標準模型を超える未知の物理の探索に挑む。
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研究代表者:大学院環境情報研究院 助教 村山 太一 |
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研究課題名:人とAIが共生する情報生態系の解明と設計 |
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研究領域 : 人とAIの共生・協働社会を構成する要素研究と基盤技術の創出 |
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研究概要 : 生成AIの情報空間への流入は、その空間の多様性と真正性を劣化させ、人間生産者の退出を招きつつある。本研究は、 AI流入後の情報空間を、ユーザ・人間生産者・AIの3主体の「情報生態系」として捉え直し、人とAIが共生する情報空間の実現を目指す。具体的には、Web観察・社会調査・シミュレーションにより、多様性と真正性の観点から人とAIの共生・崩壊条件を解明し、里山的管理に基づく介入設計指針を構築する。
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「さきがけ」とは
我が国が直面する重要な課題の克服に向けて、独創的・挑戦的かつ国際的に高水準の発展が見込まれる先駆的な目的基礎研究を推進し、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションの源泉となる、新たな科学知識に基づく創造的な革新的技術のシーズ(新技術シーズ)を世界に先駆けて創出することを目的とするネットワーク型研究(個人型)です。
関連リンク
▶ 研究領域:人とAIの共生・協働社会を構成する要素研究と基盤技術の創出
▶ 2026年度 戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の新規研究課題及び評価者について
(担当:研究助成係)

