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【プレスリリース】「世界最高精度理論計算:多原子系電子構造・磁化の一般規則発見」

【プレスリリース】「世界最高精度理論計算:多原子系電子構造・磁化の一般規則発見」

横浜国立大学工学研究院のHannes Raebiger (ハンネス・レービガー)准教授と、工学府の学生、吉田大輔は、金属分子の電子構造の研究を行い、多原子分子の電子状態・磁化・対称性を決めるための重要な規則を発見しました。
 1925年にFriedrich Hundによって発表された孤立原子内の磁化に対する経験則は、現代物理・化学・材料学の分野で基礎として有名で、全ての孤立原子の基底状態及び励起状態を決めることができる一般規則として知られています。
 しかしながら、Hund則(フント則)の発見後、およそ90年間、原子2個以上の多原子分子について電子状態・磁化を決めるための規則は未知のままでした。本研究では、その90年間未知の規則を発見しました。
本研究では、世界最高精度の第一原理計算によってアルミニウムの二原子及び三原子分子の電子状態を明らかにしました。このことにより、任意の元素に応用できる一般性の高い多原子系の電子構造及び磁化を決める規則を発見しました。本規則は、Hund則のように物理・化学・材料学の分野で基礎となることが期待されます。
本研究成果は、Daisuke Yoshida and Hannes Raebiger, Scientific reports 5, 15760 (2015) [DOI: 10.1038/srep15760] に発表されました。


詳しくは、詳細資料をご覧ください。

問い合わせ担当先

横浜国立大学 工学研究院准教授 ハンネス・レービガー 電話:045-339-4149
メールアドレス:hannesynu.ac.jp

(担当:総務部広報・渉外課)


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