この度、11月4日に東京都大田区総合体育館にて開催されたSUZUKI JAPAN CUP2018 第35回全日本総合エアロビック選手権大会に出場し、シニア1男子シングル部門で第5位入賞という成績を収めることができました。
本大会に出場するにあたり、8月に行われた東日本地区大会を勝ち抜き、出場権を得たのですが、並行してモダンダンス部員として8月に開催された第31回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)にも出演し、両立する難しさに直面したこともありました。それでも両立することを認めてくれた部員の仲間の応援があり、現在に至ります。感謝の気持ちでいっぱいです。
高難度の技を繰り出して高得点を狙うというより、表現の部分に磨きをかけ、芸術的な演技をする事が私の真骨頂であると思います。また、演技のテーマを「今まで自分を支えてくれた方々へ、感謝の気持ちとこれから強くまっすぐに進んでいく決意を伝える」として、曲調や歌詞の意味を噛み締めながら演技をする事を目標に、練習に励みました。今回はその成果が現れたのではないかと思います。
世界チャンピオンや現役日本代表選手が集うハイレベルなこの部門で、上記のような結果を得られたことは大きな自信になりました。
　今後も技術の向上に努め演技の質を高めていくと共に、少しでもエアロビックを知ってくれる方が増えるように邁進していきたいと思います。

大会の模様は11月17日（土） 12:00~13:50 NHK BS1にて放送されます。是非ご覧下さい。

＊エアロビックとは、音楽に合わせて軽快なステップやエレメントと呼ばれる技を組み込みながら、10メートル四方のエリアの中で約1分20秒の演技をする採点競技です。現在は体操種目の一つとして世界各国で親しまれています。

横浜国立大学教育人間科学部 学校教育課程 心理発達専攻 3年
モダンダンス部所属 山下正紘