先端科学高等研究院 藤野陽三上席特別教授が「日本学士院賞」を受賞
2019年3月12日(火)、日本学士院は第1127回総会において、日本学士院賞9件9名を決定し、先端科学高等研究院 藤野陽三上席特別教授の「日本学士院賞」の受賞が決定しました。
藤野上席特別教授は、研究題目「長大な構造物の振動現象の解明と制御」として、橋梁などの長大な構造物に発生する様々な未知の振動現象を、実構造物の計測を通じて発見して、解明しました。そして、その制御に関する数々の方式、評価法を提案して、「構造制御学」という新しい分野を国際的に確立させたことなどが評価され、今回の受賞となりました。
「日本学士院賞」は、文部科学省の特別の機関である日本学士院が授与する、日本の学術賞としては最も権威がある賞で、これまで同賞を受賞しているのは、ノーベル賞を受賞した小林誠、山中伸弥、赤﨑勇、大村智、梶田隆章、大隅良典、本庶佑博士など、非常に著名な学者が並んでいます。
藤野上席特別教授は、研究題目「長大な構造物の振動現象の解明と制御」として、橋梁などの長大な構造物に発生する様々な未知の振動現象を、実構造物の計測を通じて発見して、解明しました。そして、その制御に関する数々の方式、評価法を提案して、「構造制御学」という新しい分野を国際的に確立させたことなどが評価され、今回の受賞となりました。
「日本学士院賞」は、文部科学省の特別の機関である日本学士院が授与する、日本の学術賞としては最も権威がある賞で、これまで同賞を受賞しているのは、ノーベル賞を受賞した小林誠、山中伸弥、赤﨑勇、大村智、梶田隆章、大隅良典、本庶佑博士など、非常に著名な学者が並んでいます。
翌3月13日(水)には、藤野上席特別教授が学長室を訪れ、長谷部学長に日本学士院賞受賞決定の報告を行いました。
藤野上席特別教授は、「日本の学術賞の最高権威と言われている賞なので、非常に嬉しく思います。学者として40年ぐらいやってきて、平成の最後の年にこのような賞をもらえるというのは、とてもよい記念になります。横浜国立大学に着任して5年となりますが、先端科学高等研究院という、非常によい環境、理想的な場所で、学内の様々な研究者と交流ができ、そのことも今回の受賞につながったと思います。東京大学から横浜国立大学に移って、緊張感もあり、新しい人にも出会うなど、非常に刺激となっています。」と話されました。
長谷部学長からは、今回の受賞についてお祝いの言葉があり、「藤野先生の日本学士院賞受賞は、本学にとっても栄誉あるもので、大変嬉しく思います。藤野先生は、とにかく研究実績が素晴らしいのですが、加えて暖かい人間性もあり、先生の周りには自然と人が集まってきます。先生が先端科学高等研究院にきてからは、研究院の中で人と人との繋がりが増え、専門分野を超えた研究交流や文理融合研究、産学連携研究が活発になりました。本学の発展のために、先端科学高等研究院だけでなく、様々な面において引き続きご尽力いただきたいと思います。」との話がされました。
藤野上席特別教授は、「日本の学術賞の最高権威と言われている賞なので、非常に嬉しく思います。学者として40年ぐらいやってきて、平成の最後の年にこのような賞をもらえるというのは、とてもよい記念になります。横浜国立大学に着任して5年となりますが、先端科学高等研究院という、非常によい環境、理想的な場所で、学内の様々な研究者と交流ができ、そのことも今回の受賞につながったと思います。東京大学から横浜国立大学に移って、緊張感もあり、新しい人にも出会うなど、非常に刺激となっています。」と話されました。
長谷部学長からは、今回の受賞についてお祝いの言葉があり、「藤野先生の日本学士院賞受賞は、本学にとっても栄誉あるもので、大変嬉しく思います。藤野先生は、とにかく研究実績が素晴らしいのですが、加えて暖かい人間性もあり、先生の周りには自然と人が集まってきます。先生が先端科学高等研究院にきてからは、研究院の中で人と人との繋がりが増え、専門分野を超えた研究交流や文理融合研究、産学連携研究が活発になりました。本学の発展のために、先端科学高等研究院だけでなく、様々な面において引き続きご尽力いただきたいと思います。」との話がされました。