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【プレスリリース】カエルが抗菌ペプチドの構造を変えて抗菌作用を調節する仕組みを解明

【プレスリリース】カエルが抗菌ペプチドの構造を変えて抗菌作用を調節する仕組みを解明
~細胞膜に孔をあける作用にアミノ酸の異性化が影響する~

国立大学法人東京農工大学大学院工学府生命工学専攻の關谷悠介さん、清水啓祐さん、大学院工学研究院生命機能科学部門の川野竜司准教授、国立大学法人横浜国立大学大学院工学研究院機能の創生部門の川村出准教授は、キバラスズガエルが産生するボンビニンとよばれるペプチドが強い抗菌作用を持つことに着目し、その分子メカニズムの一端をマイクロデバイスを用いた人工細胞膜アッセイ系により明らかにしました。
ボンビニンを構成する20個のアミノ酸のうち、一つのアミノ酸の構造がL体からD体に変化するだけで、抗菌作用をもたらす膜障害活性(膜に孔を開ける特性)が変化しました。さらにこれら2種の分子を混合することで抗菌作用を調整可能であることを明らかにしました。
本結果は、D体の抗菌性ペプチドが菌に対して強い抗菌作用を発揮するメカニズムを応用することで、薬剤耐性菌に対するスーパー抗菌薬開発につながることが期待されます。

詳しくは、詳細資料をご覧ください。

問い合わせ担当先

工学研究院機能の創生部門 准教授 川村 出 TEL:045-339-4224
メールアドレス:izurukynu.ac.jp

(担当:学長室)


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