• お問い合わせ
  • アクセス
  • 検索
  • Language
  1. YNU
  2. Headlines
  3. 横浜国大の教員3名が映画『アルキメデスの大戦』を監修

横浜国大の教員3名が映画『アルキメデスの大戦』を監修


クランクアップを祝うパーティ(平成30年10月2日)で撮影。左から、牛越講師、村井准教授、山崎監督、根上理事。(監督の許可を得て掲載しています。)

 令和元年7月26日から公開される映画『アルキメデスの大戦』の制作に、本学の根上生也理事・副学長、環境情報研究院の村井基彦准教授、牛越惠理佳講師の3名が数学監修として参加しました。この映画は、三田紀房さんの同題のマンガ作品を原作として、『ALWAYS三丁目の夕日』や『永遠の0』で有名な山崎貴監督が映画化したものです。戦前の経済が疲弊している最中、巨大戦艦を建造しようとする軍部の一派の陰謀を暴くために、菅田将暉さん扮する天才数学者・櫂直が奮闘するというストーリー。VFXを得意とする山崎監督だけあって、冒頭の海戦シーンは圧巻です。
 
 根上理事は、映画『容疑者Xの献身』やテレビドラマ『ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜』などの監修の経験があり、そこで知り合ったプロデューサーの方から今回の数学監修の依頼を受けました。根上理事は「計算しない数学」の提唱者として有名な数学者なので、当初は期待されている内容に対応できるか不安があったとのこと。そこで、解析学を専門とする牛越講師、海洋や造船に詳しい村井准教授とチームを組んで対処することになりました。

〈先生方のコメント〉
 牛越講師「投扇興で奇跡を起こすための数式がほしいと言われたときには驚きました」
 村井准教授「条件を満たす関数を作るのにかなり苦労しました。その式を菅田さんが黒板に書ききって監督の『カット』の声を聞いたときには、思わずウルっと。手描きの船舶製図もすごいです」
 根上理事「私がしたのは菅田さんに天才数学者の所作を教えること。たとえば、チョークの持ち方を指導しました」


提供 村井基彦准教授

直接お話を伺えば、いろいろな映画製作の裏話が聞けそうです。この映画を見る方は、ぜひエンドロールの中に「数学監修」として現れる3名の先生の名前を発見してみてください。

映画『アルキメデスの大戦』公式サイト https://archimedes-movie.jp/

(担当:学長室)


ページの先頭へ