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    ~オンライン授業を原則とする~

秋学期の授業実施方針について
~オンライン授業を原則とする~

学生・教職員の皆様

令和2年7月28日
横浜国立大学 学長
長谷部勇一


 新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた「緊急事態宣言」が5月25日に解除され、「県域を越えた移動の自粛」も6月19日に解除されました。しばらく感染状況が穏やかに推移するように見えた時期もありましたが、その後、首都圏では感染者数が急激に増加し、神奈川県では「神奈川警戒アラート」(7月17日)が発せられ、全国に渡る多くの自治体でも過去最多を記録する感染者を出す状況となっています。新型コロナウイルス感染の危険性は依然として深刻な状況にあるものと判断せざるを得ません。
 そこで、本学としては、こうした厳しい状況を踏まえ、学生・教職員の安全を第一に考え、10月5日から始まる秋学期につきましても、引き続き、オンラインでの授業を原則とすることを決定しました。ただし、感染拡大防止対策を最大限講じた上で、卒業・修了等に必須な一部の授業(実験等)のみ対面方式で実施する場合があります。詳細については、今後、各学部、大学院から連絡しますので、関連のWEBサイトで順次ご確認ください。
 本学は、国立大学として、質の高い教育を、安全・安心な教育環境の中で提供することを第一の責務と考えております。また同時に、本学は社会に対する大きな責任を負っております。それらを踏まえ、慎重な検討を重ねてきましたが、しばらくは続くであろう厳しいウイルス感染状況を踏まえ、感染拡大防止の観点から、上記の決定に至りました。
 なお、春学期の授業をオンラインで実施しつつ、種々の課題も見えてきています。それらを今後の授業改善に生かし、本学教職員一丸となって、学生の皆さんの学びをサポートしていきたいと考えています。学生の皆さんも心身の健康に十分留意し、秋学期の授業へのご協力をお願いします。厳しい状況が続きますが、今経験していることを糧として、新しい学びや研究、社会の在り方について、皆さんとともに真摯に考えていきたいと思います。

 最後になりますが、春学期のオンライン授業で見られた大きな課題の一つに、学生の皆さんの心身の健康に関することがあります。多くの制限や負担が続く中で、様々な不調や不安、ストレスを感じている方、またそうした辛さを感じつつも支援を求める余裕がないという方もいるのではないかと心配しています。
 今現在、心身の不調や困りごとがある方は、まずは以下に記した学内の各種相談窓口や、ご自分が所属する学部や大学院の学務係まで、ご連絡ください。早めに相談いただき、早めに対応することが、改善への近道です。遠慮なく相談してください。
 各種相談窓口 https://www.ynu.ac.jp/campus/support/consultation.html別カテゴリーへ移動します


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