令和3年1月8日
横浜国立大学　学長
長谷部勇一

　
　政府より、令和３年１月７日に、再び新型コロナウイルス感染拡大防止に係る「緊急事態宣言」が１都３県に発せられ、神奈川県もその対象地域となり、一部業種への時短営業等の要請がありました。
　本学では、秋学期は、学生の皆さんの安全・安心を第一に、オンライン授業を原則としつつ、「感染拡大防止対策を最大限講じた上で、卒業・修了等に必須な一部の授業（実験等）のみ対面方式で実施する」方針を公表し、卒業・修了年次以外の学年も進級等に必須な対面授業（実験・実習・実技等）を実施しているところです。
　今回の緊急事態宣言及び神奈川県からの要請では大学への休業要請はないこと、本学でも今までキャンパス内での感染は確認されていないことなどを踏まえ、「新型コロナウイルス感染拡大防止に対する横浜国立大学の行動指針」（ver.3）に基づき、引き続き感染防止対策を徹底した上で、対面実施を許可された授業は計画通り実施し、本学の教育・研究の質の確保に努めます。
　ただし、課外活動は、活動団体としての届け出の有無に関わらず、緊急事態宣言が発せられている状況下では、原則としてオンラインで実施することとし、学内課外活動施設の貸出も中止します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊
　卒業・修了、進級等を目前に控えた大事な時期です。すでに皆さんは、感染防止に関して多大な努力を払ってくださっています。とはいえ、新たに緊急事態宣言が発せられたことを受けて、改めて自分や家族、友人等の安全・安心を第一に考えるとともに、次年度において新たな一歩が踏み出せるよう、「３つの密」（換気の悪い密閉空間，多数が集まる密集場所，近距離での会話や発話が生じる密接場面）を避け、マスクの着用、手洗い・換気の徹底、会食の自粛等とともに、とりわけ「感染リスクが高まる「５つの場面」」（注）に注意して、これまで以上に感染防止に努めてください。
　なお、現在の状況は、引き続き「新型コロナウイルス感染拡大防止に対する横浜国立大学の行動指針」（ver.3）では段階２で変更はありませんが、今後、政府或いは神奈川県等からの要請やキャンパス内での感染状況により、段階の変更等を含めた新たな対応を行う場合がありますので、大学からの通知をよく確認しておいてください。

• （注）感染リスクが高まる「５つの場面」