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【プレスリリース】60年来の謎解明へ、宇宙線の起源「ペバトロン」の決定的証拠つかむ!

【プレスリリース】60年来の謎解明へ、宇宙線の起源「ペバトロン」の決定的証拠つかむ!
〜天の川から史上最高エネルギーのガンマ線放射を観測〜

東京大学宇宙線研究所 梶田隆章 所長、瀧田正人 教授、川田和正 助教、大西宗博助教、横浜国立大学大学院工学研究院 片寄祐作准教授、日本大学生産工学部教養・基礎科学系 塩見昌司 准教授、神奈川大学工学部物理学教室 日比野欣也 教授らは史上最高エネルギーのガンマ線放射が、既知のガンマ線放射天体の方向ではなく、天の川に沿って広がって分布する様子を発見しました。
この観測結果は、60年来の謎である高エネルギー宇宙線の起源「ペバトロン」が、過去または現在の銀河系内に存在することを示す決定的な証拠です。さらに「ペバトロン」で生成された宇宙線が、数百万年以上の間銀河系内に閉じ込められ、宇宙線のプールを形成しているという理論モデルを初めて実験的に検証しました。

チベット空気シャワー観測装置と天の川(合成イメージ)。
ひときわ輝くのは史上最高エネルギーガンマ線が放射している様子を表しています。
©️東京大学宇宙線研究所 / 若林菜穂

本成果を記した論文は、日本時間の4月5日深夜に米国科学誌Physical Review Letters電子版に掲載される予定です。

詳しくは、詳細資料をご覧ください。

問い合わせ担当先

工学研究院 准教授 片寄 祐作 TEL:045-339-4321
メールアドレス:katayose-yusaku-dvynu.ac.jp

(担当:学長室)


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