教育学部・先端科学高等研究院 筆保弘徳教授がムーンショット型研究開発事業のプロジェクトマネージャーに採択
教育学部・先端科学高等研究院 台風科学技術研究センター長の筆保弘徳教授が、科学技術振興機構(JST)のムーンショット型研究開発事業 目標8「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」のプロジェクトマネージャー(PM)に採択されました。
今後、筆保教授らの研究チームはムーンショット目標8コア研究の「安全で豊かな社会を目指す台風制御研究」プロジェクトに取り組みます。
今後、筆保教授らの研究チームはムーンショット目標8コア研究の「安全で豊かな社会を目指す台風制御研究」プロジェクトに取り組みます。
筆保先生のコメント
ムーンショットミレニア・プログラム から始まった約1年半、長い道のりでしたがついにここまでたどり着くことができました。これも、たくさんの方々からのご助力のおかげです。そしてこのムーンショット目標8のPMへの採択を新たなスタートとして、台風制御に向けた基礎研究を進展させていきたいと思います。
TRCのメンバーでもあるJAMSTECの森上席研究員もPM採択
台風科学技術研究センター台風観測研究ラボのメンバーである、海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球環境部門プログラム長代理の森修一上席研究員も、ムーンショット目標8要素研究のPMに採択され、今後「台風制御の予測と監視に不可欠な海の無人機開発」プロジェクトに取り組みます。森先生のコメント
本務先から提案した本課題ですが、台風観測研究ラボの一員としてTRCと良い協力関係で研究を進めることはもちろん、将来的に筆保先生のコア研究課題にも貢献できる成果を出せるよう努めたいと考えています。関連情報
ムーンショット型研究開発制度とは
内閣府が主導する「ムーンショット型研究開発制度」は、超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進するものです。プロジェクトマネージャー(PM)とは
ムーンショット型研究開発制度では複数の研究開発プロジェクトを推進して、各ムーンショット目標達成を目指します。各研究開発プロジェクトを提案し推進する責任者がプロジェクトマネージャー(PM)です。