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【プレスリリース】鎌倉和賀江島からゴカイ類の新種発見

【プレスリリース】鎌倉和賀江島からゴカイ類の新種発見
平均海面付近に群生し、地震による沿岸の隆起の指標生物に

横浜国立大学の西栄二郎教授と岩手医科大学 阿部博和助教(現:石巻専修大学 准教授)、名古屋大学 自見直人助教、東海大学 田中克彦准教授らのグループは鎌倉和賀江島(相模湾)や三浦半島西部、静岡御前崎の磯からゴカイ類の新種を発見し、日本の古称である”秋津洲”に因んだ学名をつけました。ヤッコカンザシゴカイはこれまで世界共通種とされてきましたが、日本産種は別種であることがわかり、和名はそのままで学名が変更されました。本種は石灰質の硬い管を作り、平均海面付近に帯状に群生します。石灰質の管は遺骸として岩礁上に数千年単位で長く残ることから、過去の平均海面の推定の際に良好な指標となり、実際に地震による土地の隆起や沈降の証拠として利用されています。

本研究成果は、国際学術誌「ZooKeys」(2022年5月12日付)に掲載されました。

詳しくは、詳細資料をご覧ください。

問い合わせ担当先

教育学部 教授 西 栄二郎
メールアドレス:nishi-eijiroh-nrynu.ac.jp

(担当:学長室)


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