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横浜国立大学における水素エネルギー研究50年

21世紀を代表する問題に「エネルギー環境問題」があります。
横浜国立大学では、1970 年代初頭より、故 太田時男先生(元学長)を中心に、世界に先駆けて水素エネルギーの研究開発に取り組んできました。
2011年には、工学研究院において「グリーン水素研究センター」(センター長 太田健一郎特任教授)が設立されました。再生可能エネルギーをベースとする「グリーン水素」は、人類の持続型成長を担うことの出来るエネルギーシステムとして、世界をリードしました。
そして、2020年、このような系譜を背景に、化石燃料に依存した社会から脱却した「低炭素社会」の構築を目的として、伝統的に強みを持っている電気化学分野の学術研究を新しい形で発出したい、 本学の新しい顔・姿を見せてゆきたいとの想いから先端科学高等研究院「先進化学エネルギー研究センター(ACERC)」の設立に至ります。
2023年4月からは、センター長に光島重徳教授が就任しました。新たな化学エネルギーに関する学術の研究と新技術の研究拠点として、研究成果の社会実装への貢献をめざし、水素エネルギー研究がつづいていきます。

今年は、1973年に太田時男先生が発起人の一人として水素エネルギー研究会(後の水素エネルギー協会)を設立して50年にあたり、学長室前にて、太田時男先生の先見の明に感銘を受ける著書の展示をおこなっています。

(担当:リレーション推進課)


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