【プレスリリース】微細ハイドロゲル3次元モデルの無機複合化技術の開発
【プレスリリース】微細ハイドロゲル3次元モデルの無機複合化技術の開発
-人工骨モデルの作製、再生医療への応用に期待-
横浜国立大学の宮島浩樹特任助教、向井理特任助教、丸尾昭二教授、飯島一智准教授の研究グループは、レーザー3Dプリンティングによってゼラチン誘導体からなる微細ハイドロゲルモデルを造形し、無機物で表面修飾することで、有機物と無機物から構成される微細な有機-無機複合3次元モデルを構築しました。この手法で作製した有機-無機複合3次元モデルは、3Dプリントした微細な3次元構造を保持したまま、造形モデル表面近傍を無機物で修飾できるため、将来の人工骨髄や骨置換材など、骨の微細な環境を再現した3次元骨モデルを構築するための技術として、再生医療への寄与が期待できます。
本研究成果は、国際科学誌「ACS Biomaterials Science & Engineering」(2024年2月12日付)に掲載され、カバーアートに採択されました。
ACS Biomaterials Science & Engineering 掲載記事
【追記情報(2024年4月25日)】
JST「Science Japan」に記事が掲載されました。
Science Japan 掲載記事
問い合わせ担当先
工学研究院 、先端科学高等研究院 准教授 飯島一智
メールアドレス:iijima-kazutoshi-mhynu.ac.jp
(担当:リレーション推進課)