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【プレスリリース】横浜国大発ベンチャー、日常生活における転倒予防の中長期的な検証を実施

【プレスリリース】横浜国大発ベンチャー、日常生活における転倒予防の中長期的な検証を実施
シャープと共同開発した「転倒予防ソリューション」を活用し転倒リスク計測や継続的トレーニングによる改善効果を確認

 横浜国立大学環境情報研究院/総合学術高等研究院の島圭介教授がCEOを務める横浜国立大学発ベンチャーのUNTRACKED株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 COO:神谷昭勝、以下、UNTRACKED)は、シャープ株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO :呉柏勲、以下、シャープ)、ならびに大阪府堺市(市長:永藤英機、以下、堺市)と共同で、日常生活における転倒予防に関する中長期的な検証(以下、本検証)を行います。本検証は、堺市の地域包括支援センター主催の健康イベント(参加無料)として実施します。

 現在、国内の高齢者(65歳以上)の死亡において、日常生活や職場での転倒・転落などが原因で亡くなる方は、交通事故死者数の約5倍となる年間約10,000名に達しており、年々増加傾向にあります。
 また、介護が必要となった原因として、転倒・骨折によるものが3位となるほか、職場における労働災害でも転倒・転落が上位を占めることから、転倒予防への取り組みの重要性が社会的に注目されています。

 本検証では、横浜国立大学の研究成果に基づいてUNTRACKEDとシャープが共同開発した「転倒予防ソリューション」を活用し、市民の転倒リスクの計測と、その評価結果に応じた個別の改善プログラムの提案を行います。さらに、3か月にわたり継続的に健康イベントを実施することで、参加者の中長期的な改善プログラムの効果検証までを行います。

 UNTRACKEDの立位機能計測装置「StA2BLE(ステイブル)」をベースに開発した転倒リスク計測システムを活用し、わずか1分の計測で効率的に身体機能と感覚機能の評価を行うほか、評価結果に応じた個別トレーニングを提案することで、トレーニング継続率や転倒リスク改善率などを検証します。本検証を通じて、転倒リスク改善の重要性を周知することで、多くの方の健康的な生活をサポートする取り組みを進めてまいります。

問い合わせ担当先

環境情報研究院/総合学術高等研究院 教授 島 圭介
メールアドレス:shimaynu.ac.jp

(担当:リレーション推進課)


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