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【プレスリリース】市⺠ボランティアと調べる「⽇本固有のタンポポ全国調査プログラム」⽇本固有のタンポポと外来タンポポの地理的分布などの解明へ

【プレスリリース】市⺠ボランティアと調べる「⽇本固有のタンポポ全国調査プログラム」⽇本固有のタンポポと外来タンポポの地理的分布などの解明へ
誰でも⼿軽に参加できる!市⺠ボランティア募集中(調査期間4〜6⽉末まで)

 認定特定非営利活動法人 アースウォッチ・ジャパン[本部:東京都文京区(東京大学キャンパス内)、理事長:浦辺 徹郎(東京大学 名誉教授)]と国立大学法人 横浜国立大学(本部:神奈川県横浜市、学長:梅原 出)は、RGAリインシュアランスカンパニー日本支店(以下 RGA日本支店)の協賛により、日本固有のタンポポと外来タンポポの地理的分布などの解明に向けた「日本固有のタンポポ全国調査プログラム」を今月から開始することをお知らせします。

 いつも道端や空き地で見かけるタンポポは、身近な存在でありながら、実は科学的に解明されていないことが多い植物です。この調査プログラムでは、地域ごとに固有の日本在来タンポポを全国から集め、在来タンポポと外来タンポポの地理的分布や雑種個体の頻度などを明らかにしていくことを目的にしています。
 日本は、地域ごとに約30種類ものタンポポが自生しているタンポポ王国です。日本固有のタンポポも多く存在します。
 都市部にまだ自然が残されていた頃には、在来タンポポは街の中にも存在していました。しかし都市化が進むと、より生育環境や繁殖特性が合っていた外来タンポポに置き換わり、今ではあまり見かけることがなくなりました。
 2015年に策定された「我が国の生態系等に被害を及ぼす恐れのある外来種リスト(通称:生態系被害防止外来種リス)」には429種類の生物が掲載され、重点対策外来種の1つに「外来性タンポポ種群」も挙げられています。一方で外来タンポポも、いまや日本の生態系の一部として機能しているとも言われています。
 日本における「生物多様性4つの危機」には、①人間活動による危機、②自然に対する働きかけの縮小による危機、③人間により持ち込まれたものによる危機、④地球環境の変化による危機、が挙げられています。この調査では、3つ目の危機「人間により持ち込まれたものによる危機」の程度を、日本在来のタンポポと外来タンポポの地理的分布や雑種個体の頻度などから明らかにしていきます。

日本固有のタンポポ全国調査プログラム 詳細新しいウィンドウが開きます

 

問い合わせ担当先

総務企画部リレーション推進課
メールアドレス:pressynu.ac.jp

(担当:リレーション推進課)


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