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【プレスリリース】北海道胆振沿岸から巨大な礁構造を造るカンムリゴカイ類の新種発見

【プレスリリース】北海道胆振沿岸から巨大な礁構造を造るカンムリゴカイ類の新種発見
人工リーフ上に蜂の巣状の管の群れ

横浜国立大学の西栄二郎教授、石巻専修大学の阿部博和准教授、名古屋大学大学院理学研究科の自見直人講師、東海大学の田中克彦教授、国立科学博物館の小林元樹特定非常勤研究員、(公社)北海道栽培漁業振興公社 調査事業本部の巻口範人参事等の研究グループは、北海道胆振海岸に沈積された人工リーフ上に密集するカンムリゴカイ類を発見し、分類学的研究の結果、新種であることが判明しました。虫体は長さ15から45 mm程度、砂粒でできた棲管の口部外径は約10 mm、長さは30 cmを超えます。これらの棲管が蜂の巣状に密集し、礁の大きさは最大で20 m×20 mを超えるものもあります。2019年頃から増え始めた本種は、2024年現在も礁を拡大する傾向にあり、礁の一部は崩壊しています。論文では本種の生態や礁の成長、崩壊のサイクルについても報告しています。

研究成果はSessile Organisms誌42巻1号(2025年1月31日付)に掲載されました。

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問い合わせ担当先

教育学部 教授 西 栄二郎
メールアドレス:nishi-eijiroh-nrynu.ac.jp

(担当:リレーション推進課)


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