【プレスリリース】展示会情報「大学見本市2025〜イノベーション・ジャパン」出展
出展概要
社会実装が期待される本学の最新の特許技術3件を、8月21日、22日のJST科学技術振興機構主催「大学見本市2025~イノベーション・ジャパン」に出展します。
最新の脱炭素や新材料技術に関する研究成果をご紹介致します。
【大学見本市2025~イノベーション・ジャパン】
期間:2025年8月21日~22日
場所:東京ビッグサイト
出展1
1.廃棄物コーヒー粕由来のホロセルロースナノファイバー (大学院工学研究院 川村 出 教授)
コーヒー粕の多糖類から極細繊維幅のマンナンを含むホロセルロースナノファイバー(HCNF)を製造する技術を開発しました。コーヒー粕乾燥重量の約50%をナノセルロースとして利用できる、効率的なアップサイクル技術です。この新ナノ素材について詳細を知りたい、共同研究の検討、活用できる製品アイデアをお持ちの方など、ブースへのお越しをお待ちしております。
【出展ブース】 F-07
出展2
2.カーボンナノチューブと身近な材料の複合材が開く近未来 (大学院工学研究院 大矢 剛嗣 教授)
カーボンナノチューブ(CNT)を紙や糸等、身近な材料に漉き込み・含侵・塗工した複合材を開発しました。作製した複合材には、CNTのゼーベック効果(熱電効果)や半導体の性質を利用して、熱電発電や感熱の他、電子回路としての機能を付与することができます。さらなる応用開拓のための共同研究を望んでおります。また、本研究成果を基盤とするスタートアップに向けて鋭意準備中ですので、協力・出資者/社を望んでいます。
【ショートプレゼンテーション (5 分)】
8月21日(木、初日) 13時47分~ ピッチステージA 大矢 剛嗣 教授
【出展ブース】 C-03
出展3
3.赤外メタ表面による熱放射制御技術 (大学院工学研究院 西島 喜明 准教授)
金属-誘電体-金属ナノ構造体からなる赤外メタ表面にメタレンズ状の構造を導入し、赤外線を効率よく放射し、光学部品を使わずに集光照射できる技術を開発しました。製品化に向けて集積化、パッケージングができる技術を有する企業との共同研究を希望しています。また、赤外光センサ開発中の企業、赤外線カメラ分野への展開を考えている企業にも、本技術が有効と思われますので是非お声かけください。
【出展ブース】 I-45
資料
関連リンク
お問い合わせ先
<横浜国立大学 研究推進機構>
産学官連携推進部門
メールアドレス: sangaku-cd ynu.ac.jp
(担当:リレーション推進課)