2021年9月22日（水）、横浜国立大学は国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）が主催する「さくらサイエンス・ハイスクールプログラム オンライン大学訪問」に参加しました。このプログラムは科学技術振興機構がアジアから優秀な高校生を招へいし、日本の最先端の科学技術や科学者と接することにより、将来、日本への留学や研究での再来日等を通じて、日本・アジア諸国の友好関係を強化することを目的としており、本学ではこれまでにアジア諸国から高校生を受け入れてまいりましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響のため、オンラインでの開催となりました。当日はマレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、台湾といったアジア諸国／地域を中心に、全31の国と地域から計2,646名の参加がありました。

■大学紹介プレゼンテーション
　最初に学生国際ボランティア2名が、大学紹介プレゼンテーションを行いました。参加者からは、横浜国立大学の研究や教育、奨学金制度等の留学生サポートに関する質問が数多く寄せられ、日本留学への関心の高さが伺えました。

■オンライン研究室訪問
　大学紹介の後、本イベントに向けて作成した、本学教員の研究紹介動画を放映しました。今回は理工学部の長谷川誠教授・樋口丈浩准教授・太田裕貴准教授、都市科学部の細田暁教授・鈴木崇之教授・菊本統准教授が出演しました。動画内では、それぞれの教員から研究を始めたきっかけや実験器具等の紹介がなされ、参加者は各教員の研究について理解を深めました。

■Q&Aセッション
　研究紹介動画に登場した教員が実際に登壇し、参加者から寄せられた質問に直接回答しました。専門的な質問も多く寄せられ、より研究内容に関して理解を深めることができたと思います。また最後には、本学大学院理工学府に在籍する留学生代表が、日本での留学生活に関する質問に答え、参加者は日本留学の具体的なイメージを持つことができたと思います。

参加者からは、
「横浜国立大学に関する有益な情報をたくさん得ることができた。」
「将来、横浜国立大学で勉強することを考えてみたい。」などの感想が寄せられました。

本イベントに参加したアジア諸国／地域の高校生が、将来、横浜国立大学への留学を考えるきっかけになればと願っています。

アーカイブはJSTウェブサイト にて後日公開予定です。