フィリップ・セトン駐日フランス大使が、去る5月17日に本学を訪問し、梅原出学長を表敬しました。表敬訪問には駐日フランス大使館からクリスティーン・カロル参事官、アンスティチュ・フランセ横浜からシモン・ホレンベルジェ館長、高畑史氏、本学から椛島洋美副学長（国際担当）、松本尚之国際戦略推進機構企画推進部門長、長谷川秀樹教授、大西知子グローバル推進課長が同席しました。
　表敬訪問でははじめに、梅原学長から歓迎の意と共に、本学の国際交流状況や新設した台風科学技術研究センターなど特色ある取組みの紹介がなされ、セトン大使からは、ダブルディグリーなどの学生交流や学術交流等を通して、フランスの大学と同大との交流強化を希望する意向が示されました。
　また、表敬訪問の後には、セトン大使による特別講演（テーマ：日仏海洋協力における課題と展望）が行われ、持続可能な発展、日仏両国の協力やEUの状況などグローバルな課題について講演しました。フランス外務省でヨーロッパ局長等の要職を歴任した経験等に基づく示唆に富んだ講演に多くの学生や教職員による活発な質疑応答が交わされ、本学の今後の活動展開にも示唆に富んだ有意義な講演会となりました。
　今回の訪問を契機として、本学とフランスの大学等とのより一層の交流の強化が期待されます。