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「Star Festival 七夕祭 in YNU」を開催しました

 2023年7月3日(月)、大学職員SD研修「てらこや」の主催により「Star Festival 七夕祭 in YNU」を開催しました。今回のイベントは「やさしいにほんご」をテーマに「日本語を練習したいけれどなかなかチャンスがない」という留学生や、「留学生と英語や日本語で交流してみたい」という日本人学生が一堂に会し交流する機会を作ることを目的に実施され、イベントには本学の学生・教職員を中心に総勢50名の参加がありました。
 第1部では、七夕や星にまつわる世界の文化紹介として、中国、台湾、韓国の留学生がそれぞれ日本語で発表しました。
 七夕発祥の国である中国からは、都市イノベーション学府で都市基盤について研究を行う許さんが参加してくれました。中国では、天文学や占星術をその起源とし、漢の時代になって、7本の針に糸をとおして裁縫の上達を願ったり、子どもの髪を7つに編んで幸運を祈ったり、手芸や芸能の上達を願う行事となったそうです。
 台湾からは、「日本語・日本文化プログラム」で日本語や日本の社会・文化を学ぶ陳さんより、天空にまつわるお祭りとして台湾の「天燈祭り」の紹介がありました。天燈は孔明燈という別名があり、三国時代に孔明が創ったと伝えられています。当初は、熱気による上昇原理を使って天燈を空中に浮かべ、戦況を早く伝えることが目的でしたが後世になって、一般の人々が天に願い事をしたり、祈願したりするようになったそうです。
        願いを込めて短冊を飾る学生たち
        願いを込めて短冊を飾る学生たち
 韓国からは、「世宗大学校日本交流プログラム」に所属する男女2チームからの参加がありました。まず閔さんと姜さんは韓国ではあまり祝われることのない「七夕」について、その歴史や背景について自分たちで調べたことを発表してくれました。1600年前の壁画に「裁縫が上手になるように女性たちが織姫に祈った」という記録があるそうです。金さんと韓さんは、記念日好きな韓国の若者文化を紹介してくれました。現代では、七夕は恋人たちの日として、互いにプレゼントを贈る記念日となっているそうです。他にもペペロデー、ローズデーなど、韓国の恋愛記念日や記念日をカウントするアプリの紹介で会場は大いに盛り上がりました。
 つづいて、てらこやの職員からブラジルと日本の七夕について、紹介がありました。中国を発祥起源とし、近隣アジア諸国や日本、果てはブラジルまで移動した「七夕文化」。図書館メディアホールに集まった人たちは、星空に想いを馳せる束の間のひとときを過ごしました。 

 第2部では、参加者全員で短冊に願いを書き、笹への飾りつけを行いました。日本語、中国語、タイ語、英語と様々な言語で書かれた短冊が笹を彩りました。

 学生のみなさんの願い事が叶いますように。

(担当:学務・国際戦略部グローバル推進課)


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