2019年8月20日（火）、ホンジュラス共和国大使館よりエクトル・アレハンドロ・パルマ・セルナ特命全権大使、カレン・モラデル参事官および秘書の金指昭子氏が本学を表敬訪問されました。今回のご訪問をアレンジされた横浜市より国際局国際連携課 欧州米州担当 吉竹智美係長および酒井雅博氏も同席されました。本学からは、中村文彦副学長（国際・地域担当）、山本光 教育学研究科教授、仁田知樹 国際戦略室長およびホンジュラスからの国費留学生である教育学研究科のエルナンデス・リベラ・ヘルソン・ホエルさんが出迎えました。

表敬訪問では、中村副学長より、歓迎のご挨拶とともに本学の紹介および中南米に造詣の深い本学教員やその研究エリアについて紹介がありました。都市交通の専門である中村副学長自身もクリチバやコロンビア、ボリビアなどの都市交通について研究している旨が紹介され、本学内でも中南米の研究が活発であることが伝えられました。

パルマ大使からは、金沢大学や名古屋大学で開始している交流事業を事例に、ホンジュラスの高等教育機関と本学との間での学生および研究交流について提案がありました。ホンジュラスの中で社会的課題となっている、農業や害虫、灌漑などの問題に関して、本学環境情報研究院との連携やワークショップの可能性について話が共有されました。

表敬訪問の後、留学生のエルナンデス・リベラ・ヘルソン・ホエルさんとともにキャンパスツアーを行い、図書館カフェのShocaにて、エルナンデスさんの日本での体験について懇談が持たれました。パルマ大使からは、日本におけるラテンアメリカのコミュニティーや日本留学に至るまでの経緯、YNUのキャンパスライフ、文化的違いなどについて質問があり、話の尽きない懇談会となりました。

今回の表敬訪問をきっかけに、ホンジュラスとの更なる交流の発展が期待されます。