• お問い合わせ
  • アクセス
  • 検索
  • Language
  1. YNU
  2. Headlines
  3. オウルオンラインプログラム実施報告

オウルオンラインプログラム実施報告

【オウル大学コラボレーションプログラム実施報告】クリティカルな視点から見るフィンランドの教育


-横浜国立大学オウル大学欧州ブランチオフィスから、感謝の言葉-
COVID19のために国際交流が難しい状況下で、フィンランドの学生と交流や、フィンランドやフィンランドの教育について学びながら英語のスキルを練習する機会をYNUの学生に提供するオンラインプログラムを行うことを目標として準備を進めてきました。横浜国立大学の国際戦略推進機構と教職員の皆さんの多大な支援をいただき、私たちは掲げていたビジョンを実現することができました。

2021年3月22日から26日まで、Zoomを介して5日間の「Ouluオンラインコラボレーションプログラム-クリティカルな視点から見るフィンランドの教育-」を開催しました。 2001年のフィンランドの「PISAミラクル」について話し合うことから始め、その後、フィンランドの教育の公平性、フィンランドの福祉制度、歴史、フィンランドにおける教師の役割などの多様なトピックについて話し合いました。さらに、Dr. Seija Jalaginによるフィンランドのジェンダーシステム、またDr. Erkki Lassilaには日本とフィンランドの学校の違いについて、Emmi Seppälä氏には勤務校の紹介やフィンランドでの言語教育についてそれぞれ講演をしていただきました。

このフィンランドへの「オンライン旅行」では、小グループで参加学生が経験してきた教育制度について意見交換をしたり、フィンランドの学生と議論をする機会もありました。 3日目には、アラヤルヴィにある高校の日本語クラスをバーチャル訪問し、日本とフィンランドの違いについて話し合いました。さらに、最終日には、フィンランドの大学生にインタビューをする機会があり、音楽教育、食育、移民学生のための準備教育、またフィンランドでの働き方、ワークライフバランスなどを含む多岐にわたるトピックについて話し合いました。
3日目 高校訪問時の様子
3日目 高校訪問時の様子
フィンランド側の参加者からは、今回のプログラムを通して日本について楽しく会話をしながら学ぶことができたと、前向きなフィードバックをいただきました。フィンランドの教育と北欧の生活について学びたいと思い、今回参加してくれたYNU学生の皆さん、先生方に感謝します。このようなオンラインプログラムは今回が初めての試みだったので、不安な部分が多々ありましたが、多くの質問をしてくださり、また5日間積極的にご参加くださり、誠にありがとうございました。
5日目 プログラムの打ち上げ
5日目 プログラムの打ち上げ
本プログラムに参加したことで、参加者が今後の自分の勉学や研究活動に役立つ可能性のある「クリティカルな視点」を習得したことを願っています。 近い将来に交換留学や海外渡航が解禁になり、次回は直接皆さんに会えることを願っています。

(担当:オウル大学ブランチオフィス・国際戦略推進機構協力)

(担当:国際戦略推進機構)


ページの先頭へ