【報告】YNU欧州ブランチオフィスとの連携による大学院授業の充実
2021年12月6日及び13日の6限及び7限に実施された教育学研究科高度教職実践専攻(教職大学院)の授業「グローバル化に対応した教育」で、フィンランドのオウル大学にあるYNU欧州ブランチオフィスとのコラボレーションを実現しました。授業を担当した堀内かおる教授は、2018年以降、フィンランドのオウル大学教育学部教員養成学校との交流を続けてきました。今回は、YNU欧州ブランチオフィススタッフの全面的な協力の下で、フィンランドとつなぐオンラインによる授業を実施しました。
6日には、YNU欧州ブランチオフィススタッフによるフィンランドの教育についての講義とディスカッション、13日には教員養成学校において移民の児童がフィンランド語を学ぶ多文化共生クラスのバーチャル授業参観と現地の教師たちとのQ&Aセッションを行いました。授業の使用言語は英語を基調とし、ブランチオフィスのスタッフが適宜、通訳を行いました。6日にゲスト参加した植松希世子特任助教(国際戦略推進機構)は、日本人の目から見たフィンランドの教育の特徴について比較文化の視点も加味して説明し、受講者の理解を促しました。
本授業の受講者の大半は、小・中・高校の現職教員でした。個別性・多様性を大切にし、平等と公正を基本理念とするフィンランドの教育に触れ、日本の教育の在り方に思いを巡らせる貴重な機会となりました。オンラインだからこそ、時差7時間がプラスに働き、日本時間18時からの夜間の授業は現地では11時スタートで、学校で子どもたちが学んでいる時間です。今後も、このような連携を授業に取り入れていきたいと考えています。
(教育学研究科 堀内かおる教授 協力: YNU欧州ブランチオフィス・国際戦略推進機構)
6日には、YNU欧州ブランチオフィススタッフによるフィンランドの教育についての講義とディスカッション、13日には教員養成学校において移民の児童がフィンランド語を学ぶ多文化共生クラスのバーチャル授業参観と現地の教師たちとのQ&Aセッションを行いました。授業の使用言語は英語を基調とし、ブランチオフィスのスタッフが適宜、通訳を行いました。6日にゲスト参加した植松希世子特任助教(国際戦略推進機構)は、日本人の目から見たフィンランドの教育の特徴について比較文化の視点も加味して説明し、受講者の理解を促しました。
本授業の受講者の大半は、小・中・高校の現職教員でした。個別性・多様性を大切にし、平等と公正を基本理念とするフィンランドの教育に触れ、日本の教育の在り方に思いを巡らせる貴重な機会となりました。オンラインだからこそ、時差7時間がプラスに働き、日本時間18時からの夜間の授業は現地では11時スタートで、学校で子どもたちが学んでいる時間です。今後も、このような連携を授業に取り入れていきたいと考えています。
(教育学研究科 堀内かおる教授 協力: YNU欧州ブランチオフィス・国際戦略推進機構)
(担当:国際戦略推進機構)