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ChatGPTをはじめとする生成AIの利用について

令和5年6月15日


学生の皆さんへ


副学長(教育担当)    髙木 まさき

副学長(研究・情報担当) 四方 順司 



ChatGPTをはじめとする生成AIの利用について



人工知能(AI)技術の急速な進歩に伴い、様々な情報をもとに論理的な文章や高品質な画像・イラストを自動生成する「生成(Generative) AI」 が現実のものになってきました。その中でもChatGPTをはじめとする一部の自然言語処理アプリケーションは、誰でも無料で利用できるサービスとして提供されており、今後の我々の生活や社会における知的作業を大きく変革する可能性を秘めています。これらの技術をツールとして適切に利活用することは、深く・広い学びに役立ち、皆さんの一層の成長につながるものと期待できます。

一方で、新しい技術の安易な利用には、常に負の側面があることを忘れてはいけません。生成AIの利用が皆さんの学びと成長を妨げ、主体的に考える力を損なわせる恐れがあります。さらに,意図せず法的・倫理的な問題を引き起こしてしまう危険もあります。

学生の皆さんは、生成AIを有効に活用するために、以下の事項には十分に注意してください。さらに各講義・実験等における課題・レポート、研究論文作成においては、担当・指導教員からの指示に基づいて利用の範囲を厳守するようにしてください。

一般的な注意事項


1.生成AIに個人情報や部外秘情報を入力しないこと
 生成AIに入力した情報は、AIの学習に利用されたり、意図せず漏洩したりする恐れがあります。
2.生成AIの出力を自らの成果・著作・創作としてそのまま使用しないこと
 情報を取りまとめ、論理的な文章として表現する能力は、知的作業の中でも最も重要なスキルです。
 生成AIの利用がそのスキルの成長を阻害することがあってはなりません。また、生成AIが作り出す情報は、誰
 かの著作・創作の一部である可能性があります。生成AIの出力をそのまま用いることは、意図の有無にかかわ
 らず著作権法上の違反や、剽窃行為につながる極めて重大な問題を引き起こす危険性があります。
3.生成AIが出力する情報を鵜呑みにしないこと
 生成AIの出力する情報は、出典が明らかではなく、まったくの虚構や、偏った主張、倫理上問題のある表現な
 どが含まれている危険性があります。

なお、今後、関係省庁によるガイドライン等が示された場合は、上記事項を更新する可能性があります。
その際は、本学WEBサイト等でお知らせしますので、ご確認ください。          

以上


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