環境情報研究院の平塚和之教授、工学研究院の西島喜明准教授及び教育学部の筆保弘徳教授に「発明表彰」を授与しました
4月18日の「発明の日」を記念して、4月16日(金)に発明表彰実施要綱に基づき、令和3年度発明表彰授与式を行いました。通算第15回目となる今回の授与式では、環境情報研究院の平塚和之教授、工学研究院の西島喜明准教授及び教育学部の筆保弘徳教授が授与されました。
平塚教授は、新規作用機作を有する防御応答遺伝子発現促進剤に関する複数の発明を行いその権利化に貢献されました。また、研究成果を基に大学発ベンチャー「横浜バイオテクノロジー株式会社」を設立し、培った技術を積極的に社会展開・成果発信されていることも高く評価され、表彰(功労賞)に至りました。
西島准教授は、最先端の光ナノテクノロジー技術であるプラズモニクス、特に赤外プラズモニクスを利用したガスセンサに関する研究を行い、従来の赤外センサの課題である小型高感度化を解決しうることを実証しました。また研究成果の技術移転にも尽力し、民間企業との共同研究を広く展開するなど、大きな業績があったと認められ、表彰(奨励賞)に至りました。
筆保教授は、台風メカニズムを解明する基礎研究を被害予測する応用研究へと拡張し、民間企業とともに被災建物棟数・被災率をリアルタイムで予測する台風ハザードマップ「cmap.dev(シーマップ)」の開発に成功し、台風・豪雨・地震等による防災・減災に役立つ情報を提供しました。その研究は官公庁やマスコミ、SNS等で大きく取り上げられ、第29回地球環境大賞・大賞を受賞するなど顕著な功績を挙げたことが評価され、表彰(奨励賞)に至りました。
平塚教授は、新規作用機作を有する防御応答遺伝子発現促進剤に関する複数の発明を行いその権利化に貢献されました。また、研究成果を基に大学発ベンチャー「横浜バイオテクノロジー株式会社」を設立し、培った技術を積極的に社会展開・成果発信されていることも高く評価され、表彰(功労賞)に至りました。
西島准教授は、最先端の光ナノテクノロジー技術であるプラズモニクス、特に赤外プラズモニクスを利用したガスセンサに関する研究を行い、従来の赤外センサの課題である小型高感度化を解決しうることを実証しました。また研究成果の技術移転にも尽力し、民間企業との共同研究を広く展開するなど、大きな業績があったと認められ、表彰(奨励賞)に至りました。
筆保教授は、台風メカニズムを解明する基礎研究を被害予測する応用研究へと拡張し、民間企業とともに被災建物棟数・被災率をリアルタイムで予測する台風ハザードマップ「cmap.dev(シーマップ)」の開発に成功し、台風・豪雨・地震等による防災・減災に役立つ情報を提供しました。その研究は官公庁やマスコミ、SNS等で大きく取り上げられ、第29回地球環境大賞・大賞を受賞するなど顕著な功績を挙げたことが評価され、表彰(奨励賞)に至りました。
(担当:産学・地域連携課)