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環境情報研究院の岡嶋克典教授及び工学研究院の藪内直明教授に「発明表彰」を授与しました

4月18日の「発明の日」を記念して、同日、発明表彰実施要綱に基づき、令和4年度発明表彰授与式を行いました。通算第16回目となる今回の授与式では、環境情報研究院の岡嶋克典教授及び工学研究院の藪内直明教授が授与されました。
 岡嶋教授は、これまでに培ってきた視覚情報処理に関する研究成果を活かし、「眼の分光感度特性の簡易推定方法及び簡易測定システム」、「デジタルカメラ画像データを用いた鮮度判定法」、「文字の可読性を低下させることなく照射光による眼疲労を低減する照明装置及びディスプレイ装置」を開発し、特許化するだけでなく、2019年度以降でも6社との共同研究を実施し、ディスプレイ上での照明環境の仮想体験、VR空間で視線移動時に背景を適切なピンボケ効果を加えることで現実感を高めるなど、企業の期待以上の成果として6件の共同出願をして本学の発明及び知的財産全般に寄与・貢献しています。これらの業績を鑑み、表彰(功労賞)に至りました。
 藪内教授は、既存のリチウムイオン電池のさらなる高性能化を目指した研究活動や次世代の電池材料開発に取り組んでおり、特に新しい酸化物材料や水系電解質などに関する研究を進め、従来電池よりも高性能化・低コスト化の実現につながる成果の実証に至っています。また、その実用化に向けて複数の民間企業との共同研究を広く実施し、研究成果の技術移転を積極的に進めています。その中で、国内外の様々な大学の研究者、研究機関と国際的な連携を通して研究を深め、インパクトファクターの高い国際科学雑誌等(「Materials Today」や「Nature」、「PNAS」など)に論文掲載されるなど目覚ましい業績を積み上げ、民間企業のみならず社会からの注目度も高いことから、表彰(功労賞)に至りました。

(担当:産学・地域連携課)


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