国立大学法人横浜国立大学が三菱電機株式会社、国立大学法人鹿児島大学と共同で出願した特許「ＡＩによる特許戦略のスマート構築システム」が令和7年度九州地方発明表彰「発明奨励賞」を受賞しました。

「ＡＩによる特許戦略のスマート構築システム」は、特許出願後に発行される拒絶理由通知書をAIで自動分類し、生成AI（RAG）により最適な出願戦略を自動構築することで、知財業務の高度化と効率化を実現します。また、本システムの構築と運用には、国立大学法人および大学発ベンチャーによる共同開発体制が敷かれており、大学と産業界の連携による社会実装を推進しています。

受賞情報

発明名称：特許戦略のスマート構築システム
（特許第7563695号「類型判別装置、類型判別システム、学習済みモデルの生成方法、類型判別方法及びプログラム」）

発明者：
株式会社ＦｉｎｅＭｅｔｒｉｃｓ　鹿児島事業所　代表取締役ＣＥＯ 髙橋　省吾（元　国立大学法人鹿児島大学　教授）
国立大学法人横浜国立大学　大学院国際社会科学研究院　国際社会科学部門　教授　本橋　永至
国立大学法人横浜国立大学　大学院国際社会科学研究院　国際社会科学部門　教授　真鍋　誠司
三菱電機株式会社　知的財産センター　特許業務管理部　業務推進第三グループマネージャ　伊田　英紀
三菱電機株式会社　知的財産センター　特許業務管理部　業務推進第三グループ専任　鈴井　智史
弁理士法人ぱるも特許事務所　弁理士　松井　重明

関連リンク

令和７年度九州地方発明表彰受賞者一覧（公益社団法人　発明協会　Webサイト）