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(平成30年度)第15回神奈川産学チャレンジプログラム結果報告

平成30年12月18日(火)に、第15回神奈川産学チャレンジプログラムの表彰式がパシフィコ横浜で開催されました。
神奈川産学チャレンジプログラムとは、神奈川県内の大学と社団法人神奈川経済同友会に加盟する企業及び団体が中心となって行う学生の人材育成を目的とした課題解決型研究コンペです。企業及び団体が抱える経営課題をテーマにあげ、これに対して学生チームは、研究し実効性のある解決策やアイデアを研究レポートとして提示します。
今年度の第15回では、神奈川県内の20大学から235チームが参加し、48チームが優勝賞、20チームが最優秀賞を受賞しました。また、この第15回は、本プログラム節目の大会ということで、記念特別賞も設定され最優秀チームから3チームが重ねて受賞しました。
本学からは10チームが参加し、1チームが最優秀賞及び記念特別賞、3チームが最優秀賞、1チームが優秀賞を受賞しました。いずれのチームも、それぞれの企業の担当者から、「データ分析力、論理構成力が素晴らしく、具体的な提案がなされていた」等といったレポートの評価を受けていました。
表彰式当日には、最優秀賞及び記念特別賞を受賞した大学院都市イノベーション学府 交通と都市(中村・田中)研究室、及び都市科学部都市基盤学科の早内チームが発表を行いました。
このチームへの評価としては、必要性を現状分析と絡めて提案出来ていたことにより、構成が論理的に展開されており、非常に現実的な提案であった等と高い評価を得ました。
発表後は、会場中の方が同チームに対し惜しみない拍手を送りました。
なお、第16回神奈川産学チャレンジプログラムについては、平成31年4月初旬頃より、学生の皆さんへ募集を開始する予定です。 


第15回の本学の受賞した5チームのテーマ及びレポート概要は下記の通りです。

【最優秀賞】および【第15回記念特別賞受賞】
テーマ:個人のインバウンドに対し当社バスをいかにしてご利用頂くかの方策提案 
~当社事業エリアにおける需要の創出から海外への情報発信まで~
(神奈川中央交通株式会社)

チーム:早内 玄、作田 莉子、池谷 風馬、澤田 唯依
(都市イノベーション学府 交通と都市(中村・田中)研究室)
田村 大樹(都市科学部 都市基盤学科)

レポート概要:近年、訪日外国人観光客(インバウンド)の増加は著しく、今後も増加が見込まれる。従来多くを占めていた団体旅行から、個人旅行割合の増加傾向を鑑みると、特に公共交通がインバウンドにより利用される機会が今後増加することが容易に予想される。インバウンドが日本における観光に求める嗜好は、近年“モノ消費”から“コト消費”へ遷移する傾向が見られている。
従って、現時点で観光地として訪問の多い地点以外にも、魅力的な場所が彼ら自身で見出されていくことが予想される。
観光において、最優先は目的地へ到達することであり、交通はその派生需要であることから、交通事業者が直接的に観光地の創出を求めることは本来的ではない。交通事業者としての最優先の役割は、観光(本源需要)を支えるに信頼できる土台となることと言える。
本提案では、交通事業者自体ではなく、管内観光地の魅力をどのようにインバウンドに発信し、また彼ら自身で見出すことのできる下地を作ること及び派生需要を受け止める存在として、特定の言語や利用者の経験、目的地によらず、負担なく路線バスを利用できる情報提供や乗降方法を創出することを軸とした。
具体的にはバス路線案内を英数字により全停留所及び系統番号のコード化を図ることで、外国人観光客を含む全利用者にとって特定の言語によらない分かりやすいバス案内が可能になり、更にはGoogle Map及びSNSとリンクさせることで、目的地とその移動手段の一括した情報提供そしてバス会社側だけの情報発信ではなく、利用者側からも情報発信できる自己発展型プラットフォームの構築も提案し、今後の展開等についても提案した。
【受賞後の記念写真(長谷部学長と共に)】

【受賞後の記念写真(長谷部学長と共に)】

【最優秀賞】
テーマ:ICTを活用した建設業界の労働環境改善策
(京急建設株式会社)

チーム:北川 達也、西村 美香、榎本 徹也、宍戸 準、清水 裕太郎
(経営学部 山岡ゼミ)

レポート概要:2018年現在、成長の渦中にある建設業界は、震災復興やアベノミクスにおける公共事業投資、2020東京オリンピック等により、成長率、収益性は、追い風の真っ只中と言える。しかし、良い面ばかりではなく、少子高齢化や慢性的な人材不足、長時間労働/深夜労働の過多、オリンピック後の景気低迷といった問題を抱えていることも事実である。
このような問題に対処するために、現在、国土交通省は建設現場に建設ICT(通称i-construction)を用いて、労働環境改善や労働生産性を改善する施策を打ち出そうと考えている。
北川チームは、建設業界の現状について「労働時間」と「職場環境」の2視点から分析し、各々の現在解決すべき課題を抽出し、それらへの改善策として「Gateboxを活用した職場管理」、「VR技術を用いた教育研修および会議」、「プロジェクションマッピングを活用した作業効率化」の3改善策により、職場の作業効率は飛躍的に向上し、且つ健康で安全な労働環境改善の実現が図られることを提案した。
【受賞後の記念写真(長谷部学長、京急建設株式会社関係者と共に)】

【受賞後の記念写真(長谷部学長、京急建設株式会社関係者と共に)】

【最優秀賞】
テーマ:「江ノ電沿線エリアにおいて観光客の滞在時間を長くする施策提案」
(江ノ島電鉄株式会社)

チーム:藤田 伸、中安 理桜、張 晏維
(経営学部 大沼ゼミ)

レポート概要:はじめに江ノ電の現状分析を行い、現在実施している誘客施策を分類し、江ノ電が多方面からより魅力ある観光地を創り上げていることを確認した。
また、現在の旅客動向についても会社のデータと藤田チームの独自アンケートより、駅別・時間別・月別の利用客数等のグラフ化分析を行った。結果、既設誘客施策を実施してもなお利用客数は一定の駅・時間・期間に偏っていることや、顧客の沿線エリアでの滞在時間が短いことが分かった。
そこで、滞在時間を長くするための施策として、独自の提案コンセプトである「Relaxing」に基づき、Instagramアカウントと情報がまとめられたサイト「江モーション」を創ることを提案した。これにより、今まで活用されていないコンテンツも活用できるようになり、沿線エリア全体が一年中、一つの大きな観光地となる。また、混雑への対応施策として、朝活の活性化による利用客の時間的分散化、動線改革による利用客の空間的分散化を提案した。
更にインバウンド施策強化として「江モーション」の多言語対応化と外国人観光客へのイメージキャラクターの設定を提案した。これらの施策で、江ノ電が利用客にとって、提案コンセプトである「Relaxing」に近づけられる旨、提案した。
【受賞後の記念写真(長谷部学長と共に)】

【受賞後の記念写真(長谷部学長と共に)】

【最優秀賞】
テーマ:東急建設と神奈川県内地域産業とのコラボレーション企画の提案
(東急建設株式会社)

チーム:吉澤 爽平、西内 彩乃、齋藤 有寿美、宮﨑 昂介、安岡 知佐子
(経営学部 山岡ゼミ)

レポート概要:東急建設へ未来を考えた上での長期的な提案として、(株)ステップとコラボレーションした幼稚園児~小学校中学年向けの新規教育事業を提案した。過程としては、東急建設の現状分析を行い、未来の理想像となる「あるべき姿」を定め、その「あるべき姿」と「現状」とのギャップこそが東急建設の「やるべきこと」ととした。現状分析の結果、「あるべき姿」は「建設需要が減少する中でも東急建設の建設を利用してもらう」ことであり、「やるべきこと」は「生活者にとって、安心感のある快適な環境づくりを実現」することと定め、提案では「生活者」を「子供を持つ親」と定義し、親が安心して生活できる環境を作るためには何をすればよいか、という視点から、教育事業に参入するべきであると考えた。教育事業への参入については、街頭調査を行った結果、習い事の付加的な教育需要が存在することが判明した。東急建設は教育事業において空間認識能力、芸術性、計画力の3つの強みを活かすことができ、これらの能力は街灯調査結果や参考資料等から、子供の将来を考える上で重要な能力であるが、学校教育では身に着きにくい能力であることも分かった。
そこで3つの能力を身に着けることができ、かつ保育機能も兼ね備えた事業を行うことで、子供を持つ親が安心して子育てできる環境をつくることを目指すこととした。
企画実施については、県内で展開している(株)ステップとコラボレーションし、ステップが有する保育及び教育指導のノウハウを利用する。東急建設は教育プログラムを作成し、企画全体の管理を行い、ステップのプログラム実施をサポートする。教育プログラムについては、年齢別により段階的に能力を身につけることができる内容で東急建設とステップ双方にメリットがあるものであり、今後の拡大も十分に見込めることを提案した。
【受賞後の記念写真(長谷部学長と共に)】

【受賞後の記念写真(長谷部学長と共に)】

【優秀賞】
テーマ:効果的な会社PRが行えるホームページの提案
(一幸電子工業株式会社)

チーム:飯塚 丈翔、長田 一優、十鳥 愛菜、坂本 史佳
(経営学部 真鍋ゼミ)

レポート概要: 一般的にホームページ閲覧者の傾向である「娯楽性を有するページに魅了される」、「情報過多であると全てを見ようとしない」「身近な写真が使われているほうがよい」の3点に着目し、一幸電子ウェブサイトが抱える課題とその解決方法の分析を行った。
 過程としては、「見やすいホームページ」、「訪問したくなるホームぺージ」について、実際に幅広い年齢層へアンケート調査を実施した結果から、そのニーズや意見を取り込み、且つ一幸電子の強みである「痒い所に手が届く」、「広く製品開発に携わっている」を存分に生かすことのできるホームページとして、以下のようなホームページコンセプトを提案した。
・HP内で閲覧対象をセグメンテーションする。
・スマートフォン版のHPを作成する。
・使用されている写真の見直し。
・娯楽性の追加
このアイデアで、より身近で、より魅力的で、より訪れたくなるホームページとした。
更には、提案したこのホームページに訪れた大企業が下請けを依頼したくなるようなものともなっており、BtoBビジネスにも貢献出来ることも提案した。
【受賞後の記念写真(長谷部学長と共に)】

【受賞後の記念写真(長谷部学長と共に)】

(担当:学務部学生支援課)


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