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第16回神奈川産学チャレンジプログラム結果報告

 令和元年12月17日(火)に、第16回神奈川産学チャレンジプログラムの表彰式がパシフィコ横浜で開催されました。
 神奈川産学チャレンジプログラムとは、神奈川県内の大学と社団法人神奈川経済同友会に加盟する企業及び団体が中心となって行う学生の人材育成を目的とした課題解決型研究コンペです。企業及び団体が抱える経営課題をテーマにあげ、これに対して学生チームは研究し実効性のある解決策やアイデアを研究レポートとして提示します。
 第16回では、神奈川県内の21大学から213チームが参加し、44チームが優秀賞、24チームが最優秀賞を受賞しました。
 本学からは5チームが参加し、1チームが優秀賞を受賞しました。
 受賞チームへの評価としては、文献及び実地調査をしっかりやっており、現状分析、地域貢献、当社利益の視点が意識されていたというものでした。
 なお、第17回神奈川産学チャレンジプログラムについては、令和2年3月中旬頃より、学生の皆さんへ募集を開始する予定です。 

 第16回の本学の受賞したチームのテーマ及びレポート概要は下記のとおりです。


【優秀賞】
テーマ:県西部にある「コト消費」の提案と「安心・安全」を提供する会社が出来る地域貢献
(ALSOK神奈川株式会社)

チーム:横山大樹、朝比奈美希、漆原彩花(経営学部/真鍋誠司ゼミナール)

レポート概要:ALSOK神奈川株式会社により提示されたテーマに対して、県西部でフィールドワークを行った結果、「高齢者の自立を促す生活支援の必要」と「高齢者の孤立を防止し、外部との交流を増やすコミュニティの形成」の二つを課題として設定し、これらの解決案としてSLOK(Selfsupport Life OK)を提案した。
 このSLOKでは、コミュニティハウスと利⽤者が契約をすることで、買い物の補助や趣味域外の創出、日常の移動の足の確保を提供する。事業としては介護予防事業であり、保険の適⽤ではないため利⽤料⾦が高くはなるが、必要な⼈員基準もないため、介護事業などの⾼齢者をターゲットとするうえで⽐較的参⼊の敷居は低いと考えられる。また利⽤頻度が⾼く⾃⽴⽀援に特化し、コミュニティの形成に⾄っている⺠間サービスはほとんど⾒られないため企業にとって差別化も⼗分に果たしていると考えられる。収益に関しても⿊字に転化することは⼗分可能と考えられ、また⼩売店との提携も期待できることから、利⽤料の減額とそれによる需要の増加も期待でき、収益性に関しても期待が持てる。
ALSOK神奈川株式会社にとっても、地域貢献即ち県⻄地域への地域性を増すことができ、それによりブランド⼒向上にもつながると考えられ、県⻄部における「安⼼安全」を提供する企業ならではのコト消費を提案し、地域貢献とともに利益をあげることが可能な提案となっている。
受賞後、長谷部学長とともに記念写真
受賞後、長谷部学長とともに記念写真

(担当:学務部学生支援課)


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