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    ~本学の感染状況と皆さんへの感謝~

春学期の折り返しに寄せて
~本学の感染状況と皆さんへの感謝~

横浜国立大学の学生の皆さんへ

横浜国立大学 学長の梅原出です。
今日(2021年6月7日)は、春学期授業日程の真ん中の日、つまり春学期の折り返しの日にあたります。この機に春学期前半(4~5月)の本学の感染状況と、皆さんに感謝の意をお伝えさせて頂きます。

春学期前半に、保健所から通知のあった本学関係者の新型コロナウイルス累計感染者数は8名(4月は6名、5月は2名)でした。なお、学内由来の感染はありませんでした。
5月中、神奈川県の「人口10万人当たり・週合計の新規感染者数」は概ね20人で推移していました。つまり、県と同水準の感染者が出ていれば、学生数約1万人の本学ではこの8週間に累積16名程度の感染者が出ていてもおかしくなかった、という計算になります。
この結果は、ひとえに学生の皆さんによる、感染拡大防止へのご協力のお陰と思っております。
この間のご協力に深く感謝いたします。

現在、神奈川県ではまん延防止措置(*)が、隣接する東京都では緊急事態宣言が継続されております。しかし、本学関係者の感染がごく僅かに抑えられていることから、本学では引き続き、オンライン授業を併用しつつ対面授業を継続し、「課外活動再開ガイドライン(2021年3月改訂)」を踏まえた課外活動も許可する方針を継続したいと考えています。
一方、今後はより感染力が強い変異株の拡大が予測されています。大学としても、春学期後半はより一層の緊張感をもって学内外の状況を注視する必要があると考えています。学内での対面機会維持のためにも、学生の皆さんには引き続き、感染拡大防止とご自身の健康に留意した学生生活を過ごして頂きたく、お願い致します。

我が国以上に状況が悪かった英国や米国では、ワクチンの接種により状況が好転していると聞きます。世界中の研究機関において、機序の解明や治療薬の治験も進んでいます。変異株という脅威もあり、油断のできない日々が続きますが、1年前を思えば、少しずつ出口の光が見えてきたようにも思っています。その光にたどり着く日まで、今しばらく感染拡大防止にご協力をお願い致します。
学生の皆さんのご協力に、深く感謝をしつつ。


2021年6月7日
横浜国立大学 学長 梅原 出


* 特措法に基づくまん延防止等重点措置が延長されたことにともない、神奈川県から「特措法に基づくまん延防止等重点措置に係る神奈川県実施方針」(令和3年5月28日)が示されました。大学等への要請として、これまでと同様、「基本的な感染防止対策の徹底や会食自粛」「部活動など集団行動における感染防止対策の徹底」などが求められています。引き続き、ご協力をお願いします。


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