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新型コロナウイルス感染急拡大をふまえて

令和4年7月13日

教育担当理事・副学長

谷地 弘安

                         
                                        
 この1週間で感染者が急増していることは、ニュースなどでご存じかと思います。
 昨年は7月の末から急激に感染者が増え、8月は76名となりました。今年は少し早く波がやってきています。しかしペースがとても速く、7月12日時点で62名の感染者が報告されています。
 一方で、まだ3週間も授業期間があります。その後は試験期間もあります。ここで感染すると、授業はもとより、試験でも大きな影響をうけることになります。

 今回、特にお伝えしておきたいのは、今年と昨年では大きく違うところがあることです。それは、この数ヶ月間で、わたしたちがすっかり開放的な環境に身を置き、慣れてしまっていることです。会食に関する制限も取り払われ、その機会が増えた方も多いと思います。
 そのなかで新系統への置き換えというかたちで、再度の感染急拡大が起きています。人間の意識や行動は思った以上に変えることが難しいものです。実際、すでに会食由来の集団感染事例報告が増えています。このままだと本学関係者の感染がさらに増加する可能性があります。

 今回は「第7波」と呼ばれています。第7波でわたしたちが試されるのは、いかに迅速に、意識と行動を防御のモードに切り替えられるかであり、新しい局面にあることを是非ご理解下さい。
 具体的には、次のことをお願いします。

①長時間、閉鎖的な空間で複数の人と会食すること(コンパ、カラオケなど)は、しばし慎んで下さい。
広く言えば、感染リスクの高い場所に行く、行動することをお控え下さい。
②体調が悪いと感じたら、人と無理に会わず、自宅で療養して下さい。体調が悪いのに、無理して出かけない、人と会わない勇気を持って下さい。

 このウイルスとの悪しきつきあいも3年目です。いまやコロナウイルスありきで上手に乗り切っていく「With」コロナが定道になりつつあります。みなさんのご協力を得て、大学としても無事に今年の春学期を終えたいと思っています。ひとりでも感染者が抑えられ、みなさんが健康な夏休みを迎えられることを願っています。

 ご理解とご協力のほど、心より宜しくお願いいたします。


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