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第18回神奈川産学チャレンジプログラム結果報告

受賞後、梅原学長とともに記念写真
受賞後、梅原学長とともに記念写真
 令和4年12月12日(月)に、第18回神奈川産学チャレンジプログラムの表彰式がパシフィコ横浜で開催されました。
 神奈川産学チャレンジプログラムとは、神奈川県内の大学と社団法人神奈川経済同友会に加盟する企業及び団体が中心となって行う学生の人材育成を目的とした課題解決型研究コンペです。企業及び団体が抱える経営課題をテーマにあげ、これに対して学生チームは研究し実効性のある解決策やアイデアを研究レポートとして提示します。
 第18回では、神奈川県内の19大学から182チームが参加し、52チームが優秀賞、24チームが最優秀賞を受賞しました。
 本学からは6チームが参加し、3チームが優秀賞、2チームが最優秀賞を受賞しました。
 なお、第19回神奈川産学チャレンジプログラムについては、令和5年3月中旬頃より、学生の皆さんへ募集を開始する予定です。

 本学から参加し、受賞したチームのテーマ及びコメントは下記のとおりです。

【優秀賞】
テーマ:建設業界が取り組むべきデジタルトランスフォーメーションによる働き方改革の実現
(川本工業㈱)

森脇チーム(経営学部/山岡徹ゼミナール)

【優秀賞】
テーマ:サービサー機能を使った事業承継またはM&Aの提案
(㈱山田債権回収管理総合事務所)

チーム:水上春花、大庭力、廣瀬樹、町田俊輔(経営学部/真鍋誠司ゼミナール)

チームのコメント
 今回私たちは、真鍋ゼミの取り組みの一環として産チャレに参加し、「サービサー機能を用いたM&Aや事業承継の提案」という課題に取り組みました。
サービサー会社という、学生にはあまり馴染みのない企業からの課題だったため、業界について詳しく調べるところから私たちの活動は始まりました。業界の現状調査や金融機関に対するインタビューを重ねるうちに、「中小企業のコミュニティを作成することがサービサー機能を用いたM&Aや事業承継を広報するうえで有効である」という結論に至り、商店街コミュニティを活用した課題解決施策を提案いたしました。単に与えられた課題の解決施策を提案するのではなく、「商店街」という地域活性化につながる+αの要素を含むものを提案できたことは誇らしく思います。
 4か月という長い期間をかけて取り組みましたので、今回優秀賞を頂けて大変嬉しく思います。たくさんのアドバイスをくださった真鍋先生、質問にご丁寧に回答していただいた横浜銀行様のご助力あってこその受賞と考えております。ありがとうございました。
ぜひこれから参加する学生にも、楽しみながら、自身の成長の機会につなげてほしいです。
【優秀賞】
テーマ:人生100年時代を見据えた横浜銀行の新商品、新サービスの企画・立案
(㈱横浜銀行)

チーム:山本萌野、中原慧人、廣瀬卓、屋敷真理(経営学部/真鍋誠司ゼミナール)

チームのコメント
 私たちは、ゼミの取り組みの一環で本プログラムに参加し、「人生100年時代にむけた横浜銀行の新商品・新サービスの企画立案」というテーマに取り組みました。
 一見、新商品・新サービスの企画立案という自由度が高いように思えたテーマも、チームでの話し合いを進めていくうちに、「人生100年時代」と「地方創生を大切にする横浜銀行」という必要不可欠な要素と上手く絡ませることが難く、中々良案を出すことが出来ませんでした。
 また、私たちの場合、一次審査があり、審査を通過できなければプレゼン発表の機会を失ってしまうので、レポートの質をできるだけ上げなければなりませんでした。
 そのような中、メンバーと協力して優秀賞を頂けるような案を提案できたことを非常に嬉しく思います。
 約半年の間、チームで一丸となり企業様から提案されたテーマに取り組むという通常の大学の授業では体験できないことに挑戦できる本プログラムに多くの後輩に是非参加してほしいと思います。
【最優秀賞】
テーマ:10~20代の方々が五感を使って楽しめるような沿線活性化施策の提案
(江ノ島電鉄㈱)

チーム:荒木拓巳、齊藤ほなみ、若林昭汰、宝本滉平、村石アルケンジェル由比子、大熊海都(経営学部/山岡徹ゼミナール)

チームのコメント
  大学の授業やゼミでビジネスプランを考える中で、アイデアを具現化することの楽しさを知りました。大学生らしく楽しみながら、プログラムを通じて知識を吸収し、成長できる機会にしたいと考え応募しました。
 初めにレポートの提出がありましたが、プレゼンで伝えられる内容には限りがあるため、レポートの内容を充実させることが、自分たちの思い描くことを伝える上で欠かせないと考えました。議論を経て施策の軸を定め、それに沿った情報を選び、主張と根拠が一体となるように心がけました。
 プレゼンの際には、資料は分かりやすく、変な疑問を持たせず、それでいて楽しくなるように何度も修正を重ねました。発表では気持ちや熱意が伝わるように、原稿は暗記し、聞き手一人一人と目を合わせながら話しました。
 このように4ヶ月間チームみんなで頑張ってきたからこそ、施策に対する思い入れも非常に深かったので、最優秀賞という最高の形として返ってきて嬉しかったです。達成感が大きく、挑戦して良かったと思いました。
 来年度挑戦する皆さんには、チームメンバーに対して真摯に向き合って欲しいです。半年以上をその仲間と過ごす中で、意見が対立する時もあるでしょう。しかし、互いに理解し合い、尊重し、そして助け合うことこそが、良い成果に繋がる一番の秘訣だと心から思っています。チーム一丸となって頑張ってください。
【最優秀賞】
テーマ:バス・タクシー利用促進策の提案~「新しい生活様式」を踏まえ~
(神奈川中央交通㈱)

チーム:池谷風馬、古川泰地、池田恵人、松本崚太郎、神田流空

チームのコメント
 私たちが学んできたことや現在学んでいることが、どれほど実世界で活かせるかにチャレンジすべく応募しました。結果的に最優秀賞をいただくことができ、今まで学んできたことやチームで重ねてきた話し合いの成果が活かせたことに嬉しく思うと共に、今後の学生生活や社会人生活の励みとなりました。取り組んだテーマは、神奈川中央交通株式会社様の「バス・タクシー利用促進策の提案~「新しい生活様式」を踏まえ~」で、神奈中à la carteと題して、撤退容易性も考慮した1つからでも始められる新規施策4つを提案いたしました。このような機会は、私たちの学生生活において大変貴重な機会であると思いますから、少しでも興味があれば挑戦の一歩を踏みだしてほしいと思います。兎にも角にも、挑戦するか悩んでいるのであれば動いてみる。これが最も大事なことだと考えます。ぜひ、来年度も多くの学生が産学チャレンジプログラムに応募し、たくさんの賞を横国に持って帰ってきて欲しいと願っています。

(担当:学務・国際戦略部学生支援課)


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