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ダイバーシティ戦略推進本部バリアフリー推進部門ロゴマーク公募審査結果

バリアフリー推進部門では障がい学生支援等の活動を広く周知し、啓蒙・意識の醸成を行っていく為、理念や活動内容にふさわしい、シンボルとして長く愛されるロゴマークを本学教職員・学生を対象に公募しました(応募期間:2023年9月27日(水)~2023年11月30日(木))。
11点の応募があり、バリアフリー推進部門ロゴマーク選考委員会(委員長 稲垣怜史 准教授)による厳正な審査の結果、1点の最優秀賞作品、2点の優秀賞作品を選出しました。
最優秀賞の作品は「バリアフリー推進部門ロゴマーク」としてバリアフリー推進部門のイベントや広報等に使用します。
入賞作品と作品コンセプト及び選評は以下のとおりです。

最優秀賞 都市科学部 4年 松本望実さん


コンセプト:Barrier-Free の頭文字、B とF を用いて階段とスロープを表現しています。段差というバリアを解消し誰もが建物にアクセスしやすくなるスロープのように、バリアをなくす様々な手段が生まれる大学であってほしいという思いで制作しました。

選評:シンプルでありながら、横浜国立大学の組織であること、段差(障壁)を解消し、緩やかな傾斜に変えることで多種多様な人々が学べる場を提供するという目的が一目でわかる視認性や完成度の高さが評価されました。
最優秀賞 都市科学部 4年 松本望実さん
最優秀賞 都市科学部 4年 松本望実さん

優秀賞 環境情報学府 2年 纐纈真啓さん


コンセプト:バリアフリーの概念を具現化したもので、大学で得た個性が、街へと広がって輝いているところを表現しています。推進部門自体ではなく、推進部門によって後押しされた学生が輝いている様子をロゴにしました。このデザインのポイントは、個性を表すマークです。人の中央に描かれたマークは、意図的にぼかした表現となっています。これは、多様性を強調し、障がいが個性の一部であることを示しています。
このぼかした表現は、特定の障がいや特性に固執しないことを象徴しています。特定の形状や詳細を強調することなく、個人の多様性と、個性が多様な方法で現れることを視覚的に表現しています。これにより、ダイバーシティの中にある無限の可能性と多様性が強調され、誰もがそこに含まれることを感じられるデザインとしています。また、特定の表現でないのは、その人にしか関連しないというような疑念を排除することも狙っています。例えば、車いすのマークなど具体的に載せると,載っていない人が疎外感を持つかもしれません。このロゴは、誰もが自身をこの象徴に重ね合わせ、大学で押し出された自身の個性と多様性を誇りに,街へと輝いて進んでいけると思えるようなメッセージを伝えています。

選評:バリアフリー=障がい学生支援に限定してしまうイメージを払拭するパワーのある作品で、輝ける個性が大学から街に広がっていくようなデザインが評価されました。
優秀賞 環境情報学府 2年 纐纈真啓さん
優秀賞 環境情報学府 2年 纐纈真啓さん

優秀賞 教育学部 2年 福山 実さん


コンセプト:本デザインについて考える際、バリアフリー推進部門の理念について調べた。私は最初、障がい者の支援を図る部門だと思ったが、調べてみるとLGBT 等の性自認や性的指向を尊重し、差別することなく、個人の能力が十分に発揮できるよう対応・支援することも含まれており、SDGs における「すべての人に健康と福祉を」ということや「質の高い教育をみんなに」の対象者は文字通り健常者も障がい者も性的マイノリティもすべて区別なく含む、すべての人であることがこのバリアフリー推進部門の理念として多くの人に伝わるようなデザインにしたいと考えた。その上で、すべての人を包み込むような心ややさしさ、あたたかさを象徴するハートをデザインした。そして、障がい者の学習支援として、人々によって成される平らな地球のデザインを左側にした。また、右側にはLGBT 等の性的マイノリティも障害を抱えた人もどんな人でも心の中で安心できるようなデザインにした。それから、色合いに関しても色の3 原色を用いることですべての人を対象になるようにしたいと考えて彩色した。ロゴにおいてもそのような3 原色を採用したが、すべての人にとってより見やすくなるように工夫した。また、モノクロの際の見やすさにも拘った。

選評:明るく爽やかな色味と温かさ、人に寄りそうような優しい構図や個性的で目を引くフォント、学生にも興味を持ってもらえそうなデザインが評価されました。
優秀賞 教育学部 2年 福山 実さん
優秀賞 教育学部 2年 福山 実さん

(担当:学務・国際戦略部学生支援課障がい学生支援室)


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