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特措法に基づくまん延防止等重点措置に対する本学の対応について

在学生のみなさま

令和3年4月20日
学長 梅原出


 本学では、4月12日より、対面授業を中心とした令和3年度春学期の授業を開始いたしました。新型コロナウイルス感染防止対策及び昨年度の遠隔授業に関するアンケート調査の結果等を踏まえ、学部や学年により違いはありますが、約8割の授業を対面で実施しています。私もキャンパス内で元気な学生の皆さんの笑顔を見て、本来の大学の姿が戻りつつあることに、大きな喜びを感じています。
 一方、変異株を含む新型コロナウイルス感染が全国的に増加傾向にあり、第4波が到来したとも言われる中、一部地域に「特措法に基づく新型インフルエンザ等まん延防止等重点措置」が適用され、神奈川県内の横浜市、川崎市、相模原市がその対象区域に指定されました。期間は4月20日から5月11日までの22日間です。神奈川県からは「特措法に基づくまん延防止等重点措置に係る神奈川県実施方針」(4月16日)が示され、通勤・通学などの「生活に必要な場合」を除く外出や移動の自粛が求められています。大学生の皆さんにも、会食の自粛や部活動等の集団行動における感染防止対策の徹底が求められています。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/covid19/jiltushihoushin.html新しいウィンドウが開きます

 この神奈川県の方針においても大学等への通学は必要なものとされているように、本学では、令和3年3月16日に通知した「令和3年度の授業実施方針等について」の通り、対面授業を中心に、質の高い教育・研究活動を行っていきます。
 本学では、この一年で得た知見をもとに、授業方法の工夫、教室定員の制限、着席方法の工夫、換気設備の強化(学校に求められる基準以上の水準)、アクリル板等の設置、消毒液の拡充、図書館や体育施設、食堂、学生寮の安全対策、基礎疾患のある方への配慮など、授業方法と感染防止対策を高いレベルで維持できるよう準備をしてきました。こうした安全・安心な学習環境の構築とともに、3密の回避、新しい生活様式の徹底、会食の自粛など皆さんの協力を得ながら、大学での教育・研究活動を推進していきます。
 令和3年度の新入生の皆さんへの祝辞において、この一年間で「私自身が身に染みて理解し、確信したこと」を次のように述べました。「それは、横浜国立大学は学生・教職員・卒業生・地域の方々など多様なステークホルダーとともにある強固なコミュニティであるということです。大学は、研究と教育が両輪です。その車軸に当たるのが、国際性であり、地域性であり、あるいは、ダイバーシティ等であると思います。」
 その多様な方々との関わりを大切にするためにも、「感染しない、させない」行動の重要性を改めて考えてください。皆さんには、社会的な責任も求められています。感染防止は、皆さん自身のためであると同時に、皆さんの成長を支える様々な方々に対する責任でもあります。横浜国立大学生として、その責任を十分に自覚し、行動することを改めてお願いします。
学生、教職員、卒業生、地域の皆さんとともに、この苦難を乗り越え、大学として更なる高みに立ちたいと思っています。力を合わせて、がんばっていきましょう。

 本学では、新型コロナウイルスの感染状況や社会的な要請等を踏まえて、「新型コロナウイルス感染拡大防止に対する横浜国立大学の行動指針」(本学WEBサイト)における段階を判断しています。現在は段階1.5です。 
https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/24294/34_24294_1_4_210305025001.pdf新しいウィンドウが開きます
 また「対面授業における感染防止ガイドライン」(令和3年3月16日)も公表しています。
https://www.ynu.ac.jp/hus/kyomu/26066/38_26066_1_0_210316120617.pdf新しいウィンドウが開きます
 これらを踏まえ、感染防止に十分に努めてください。

 なお、今後の感染の状況、或いは「緊急事態宣言」の発出、自治体からの要請などにより、急遽、授業の実施方針を変更する場合があります。その場合は、本学WEBサイト等に掲載します。また限られた範囲での変更の場合は、授業支援システム等から通知する場合があります。確認を心がけるようお願いします。


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