令和3年4月28日、JICA草の根技術協力事業「ベトナム国ダナン市の市民を対象とした効果的な省エネ向上プロジェクト」のキックオフ会議がベトナム国ダナン市にて開催されました。

　この事業は本学と株式会社オオスミの共同事業体がJICAへ提案し、令和元年に採択された事業で、新型コロナウイルスの世界規模の感染拡大によって予定よりスタートが大きく遅れたものの、ようやく事業を開始できる運びとなりました。本プロジェクトは都市イノベーション研究院および環境情報研究院の教員を中心に、日本で実証された省エネルギー技術をベトナムダナンの住宅や、学校、ホテルに導入するとともに、省エネルギーと環境教育活動を通じて、ダナン市民の生活向上と持続可能なライフスタイルの確立を目的としています。
　キックオフ会議ではダナン市人民委員会副議長、JICAダナン事務所代表、在ベトナム大使館代表の参加をいただき、横浜国立大学からは、佐土原聡副学長、田中稲子都市イノベーション研究院准教授、張晴原都市イノベーション研究院客員教授が遠隔にて出席しました。
　佐土原副学長が本学を代表してあいさつし、これまでの各方面の本プロジェクトへの支援に対する謝意と更なる協力要請を述べ、都市イノベーション研究院張客員教授がプロジェクトの概要を説明しました。